強い台風10号はかなりの低速で西日本に停滞している。ジョギング並みの速さと報じられていた。
関東では風はないが時折、まさに滝のような雨が通り過ぎる。あたらこちらで雨漏りが発生し、一時的に道路が冠水していた。これに伴い、朝からエリア警報が何度もなり、その都度驚いた。朝の電車ではほとんどの乗客のスマートフォンからエコーのように警報音が鳴り響いた。
かなり勢力は弱まったらしいが、雨雲を引き付ける力は衰えておらず、今後も注意が必要だとか。近くの河川が氾濫しないことを祈るばかりだ。
日々の思いを言葉にして
カテゴリー: エッセイ
SFのネタを考えている。いわゆるシンギュラリティが間もなくやってくるというときに、なぜか人類にも突然の進化がもたらされる。AIと同等の事はできないが、人間がやったことかAIの出力かをほとんど間違いなく言い当てられる能力を持った世代が登場したのだ。フェイクには決して振り回されない。
彼らは世の中にあふれている非人間創作を見破る。フェイクニュース映像を笑い飛ばし、その作り方まで間違いなく解説できる。そんなことだから、AIに操られるということがないのだ。それが少数の天才だけではないほとんどの新世代が同じ能力を持ったのだ。
この話のオチはだいたい分かってしまうはずだ。AIの作る偽りをほぼ言い当てる彼らが見事に騙されるときがくる。その能力で仕事をしないかと持ちかけたコンピューターなどほとんどできない詐欺師たちによってだ。
これだけではつまらないので何かの間にエピソードを付け加えよう。波瀾がなければなるまい。こういうどうでもいいことを考えているときが一番おもしろい。
オリンピック競技として今回注目された近代五種競技の内容が次回から変更される。馬術に変わってオブスタクルという競技になることになった。オブスタクルといってもなんのことか分からないが、競技の映像を見ればほとんどの人が見たことがあるものだ。
Obstaclesとは障害のいう意味で作り込んだ数々の障害を越えていく競技である。そしてこの発祥の一つとされているのが、テレビ番組のSASUKEであるという。確かに障害の形やその克服法はSASUKEにかなり似ている。
日本での放送が終わったあとでも海外でこの競技はかなり注目され、さまざまな大会が行われている。加えてこの種目における馬術競技が馬に与えるダメージが大きすぎるので動物虐待ではないかという声も上がっていたらしい。
オブスタクルが加わったことで超人的競技という位置づけは一層高まりそうだ。
神話には色々な意味がある。神の物語というだけではない。そこにあるのは現代人が求める何かがある。
神話と言っても例えば土地神話というように、無批判で多くの人が信じているもののことを指す例がある。エビデンスを求めないというより、神話自体が根拠になっているのだ。
これは古代の神話でも同じで、神々の振る舞いは何かの原因があったから起きたというより、神話それ自体が今起きていることの根拠になっていると考えられている。神々が愛し合うから人間も愛し合い、神々の諍いは戦争の起源と考えられる。
神話を読むとときに現実では起こり得ないことや話の展開がある。それも神話ゆえに許され、現実の不可解さを語る物差しとなる。いま「百年の孤独」を読んでいるが、これを神話の枠組みで読むと荒唐無稽の展開がわかりやすくなる。そんなことを考えてしまう。