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夜は防寒を

 異常な高温が続き体調が悪化している。少し前なら耐熱ジョギングをしていたがいまはさすがにその勇気はない。冷房の調節を誤るとたちまち風邪現象に陥る。残念ながら今その気配が濃厚だ。

 冷房を過信せずに身を守るにはやはり防寒しかあるまい。猛暑酷暑だが寝るときは防寒保温の備えを怠ってはならない。これは意識的に断行せねばならぬ鉄則である。暑くても最低限の服を着、布団を掛ける。その覚悟が欠かせない。実におかしな話である。

 体感は相対的であり、周囲の動向に左右される。しかし、己の体調に合わせて振る舞い、悔いなきものにすること。それがいまの私に課されているものである。酷暑の毎日だが夜の冷房は強すぎる。ならば自主防衛する他にあるまい。夜になって別の季節の生き物になる覚悟をせねばなるまい。

 自動温度調節の機器はいくらでもあるがそれを使えるのか、使えこなせるのかという点においては思うままにはならない。せめてこの猛暑を乗り切る知恵をなんとかできたら、と考えるのである。

七夕伝説

 新暦の七夕は梅雨のただなかで雲に覆われて何も見えない。子どもころはそういう風に言われてきた。しかし、今年の天気では今日も猛暑であり、天の川を見ることもできるかもしれない。ただし、七夕の星が見やすくなるのは少し夜更けて後である。旧暦の七夕は今年は8月10日らしい。1か月後には牽牛織女星はかなり高い位置になり見えやすくなる。

 よく言われるように七夕は古代中国の伝説に乞巧奠という習慣が融合し、さらに日本にわたって神に捧げる衣を織る聖なる機織りの女(これを「棚機たなばた」といった)ものが融合して今の形になったといわれている。日本の神の衣を織る女の姿は古事記の中にすでに見える。スサノヲとアマテラスがウケヒによる争いをしたあと、スサノヲが行った暴挙で機織りが陰部をついて死んだという伝説があるが、神の近くにそういう女性が使えていたことの反映かもしれない。「たな」は水辺に設けられた舞台のようなものであったという説を聞いたことがある。神を迎える神聖な場所だったのだろう。

かささぎ

 笹に短冊をつけて飾る習慣は江戸時代に広まったとされる。主に字の上達を願うことが多かったようだ。笹は使用後に河川などに流された。他の節句行事と同様に本来は禊祓の意味が強かったらしい。今日では願い事を書くという行事となっているが、むしろうまくいかない何かを笹に託して流し去ることの意味を故人は感じていたのかもしれない。

 さて現代の七夕は短冊という小さな面積の紙片に願い事を書くということに主眼が置かれている。七夕の伝説を正確に言える人は少ないし、空を見上げてどれがベガでアルタイルなのかを示せる人も少ない。中国の伝説では白鳥ではなくカササギであることを知る人も少ないし、カササギがどんな鳥なのか、実は日本にもいる鳥なのだということもあまり知られていない。

 まさに大陸と日本の伝説が融合した行事の典型である七夕をもっと大切にしていいのかもしれない。韓国では칠석、台湾では情人節、ベトナムではLễ Hội Thất Tịchというそうで(旧暦で行うが)、いわゆる漢字文化圏で共有される行事としてもっと尊重していいのではないか。

不安定な大気

 今日の午後は東京の各地で豪雨があり、一部障害が発生したところがあった。大気が不安定であり、一時竜巻注意情報も出されていた。大気が不安定になったのは異常な高温で加熱した地表と上空の温度差が広がったためと考えられる。東京のようにアスファルトで地表面が覆われた場所では特にその傾向が起きやすいのではないだろうか。

 加えて北関東のように周囲を産地に囲まれた場所では、東京などの都市部で暖められた気温と、山越えのいわゆるフェーン現象による高温が複合して異常な猛暑になる可能性があり、そこで発生した雨雲が時に豪雨となって被害をもたらすのかもしれない。

 様々な要因が複合して大気が不安定になっている。人間ができることは限られているが、せめてアスファルトやコンクリートなどの露出を少なくして、緑化したり熱量を吸収する何らかの仕組みを開発するべきだろう。今年のような夏が続けば必ず大きな被害が発生するはずだ。その前にできることは何があるのかを考えてほしい。

暫く高温傾向

 梅雨はどこに行ったのか。これから暫く高温の日が続く。体力の消耗が懸念される。今後1週間の予報では降水確率が多い日でも30%である。集中豪雨があるのかもしれないが梅雨の只中とは思えない。

 最低気温も高くいわゆる熱帯夜の可能性も高い。Windowsの通知に過去最高気温の可能性ありとのアイコンが表示されている。近隣の明日の過去最高気温は32℃らしいから記録更新の可能性はかなり高い。湿度も高く健康状態の維持には過酷な条件だ。

 昔は夏が好きだった。夏休みのイメージが強かったからだろうか。それだけではない。服を着なくても過ごせるような開放感が単純に嬉しかったのだろう。それがいま苦しい季節になってしまった。とにかく負けないこと。そして十分に休むこと。それが私の処し方である。

大雨

 今朝はかなりまとまった雨が降っている。梅雨の始まりを思わせる雨だ。明日から数日晴れるようなので梅雨入りとなるかは分からないが、雨の季節が訪れたことは間違いない。

 雨が降ると困るのは満員電車での傘の扱いと、靴の浸水だ。傘に関しては収納袋に入れようと考えている。そういうものも売っているらしい。靴は防水仕様に取り替えよう。

 交通機関に支障がないことを祈りたい。やっと雨の季節になった。

さらに暑く

 さらに暑くなる予報が出ている。東京は32℃の予報だ。梅雨はどうしたのだろう。雨の確率は低く、明日も同様だということだ。

 ここまで上着を着て出勤してきたが、来週からはやめようかと思っている。暑熱順化の意味を込めていたがもうそれどころでもなさそうだ。暑い夏は始まっていて、それも長引きそうである。

ひとりサマータイム

 朝の天気予報では東京の今日の最高気温が30℃になるかもしれないとのことだ。今季、真夏日を予報したのは初めてではないか。ここ数日の暑さの蓄積もあるのかもしれない。

 暑熱をどうやって和らげるか。空調の活用はもちろんだが、日常的な工夫も必要だろう。衣食住のすべてで考えていきたい。取りあえず自分だけのサマータイムでしてみたい。少し早く起きて午前まてに大抵のことを終わらせることを目指すというものだ。

 本当に暑くなると気力までくじかれるので今のうちに覚悟をしておきたい。果たしてどんな夏になるのだろう。

多湿

 梅雨入り前の高温多湿な日々が続いている。高温は何とかなるが、多湿はいただけない。日本の夏はカイロより厳しいと言った人がいるらしいが恐らく湿度の問題だろう。

 多湿になると黴などの発生が危惧される。知らないうちに衣服やカバン類などが黴に侵されていることはよくある。何度も経験してきた。こういうのはちょっとした油断が大きな害に繋がる。恐ろしいほど速い繁殖力が原因だからだ。

 これからは毎日を注意深く過ごさねばならないのだが、日常の雑事に紛れてまた同じ失敗を繰り返すのだろう。とにかく多湿には気をつけたい。

雛育つ

 よく使う駅の監視カメラの上に作られた燕の巣の雛たちがかなり大きくなってきた。親鳥が近づくと一斉に口を開ける。雛たちを支える親鳥の献身は心を打つ。彼らの命は親鳥にかかっているのだ。危険を回避するためにあえて人間の生活圏に飛び込んできた鳥たちの叡智には感銘を禁じ得ない。

ホタルブクロ

 駅のホームに続く土手に自然に草が生える場所がある。いわゆる雑草の植生が見られる場所だ。そこにかなり多くのホタルブクロが咲いているのを発見した。日本全国で見られる野草の一つだが、釣鐘状の花がきれいなので園芸に用いる人もいる。

 ホタルブクロというのは子どもが花の中にホタルを入れて遊んだからという語源説が有力だ。いかにもファンタジックな名前である。もっともこの花はホタルの生態とは無関係であり、ホタルの生息地との関連もなさそうだ。

 調べてみると食用にもなるようだが、食べたこともないし食べたという話を聞いたこともない。毒性がないということは確認できた。綺麗な花にはしばしば毒性があるものだ。

 ホタルブクロを見ると小学生の時に読んだ児童文学を思い出す。古田足日の『大きい1年生と小さな2年生』だったはずだ。ホタルブクロがとても貴重な花のように思えてならなくなった。その後、意外にもどこにでもある花だと知ることになるが。

 駅前の土手はやがて草刈りが始まるはずだ。ホタルブクロは残してほしいなどと勝手なことを考えている。