条件変更

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 創作的な目的でもしこうだったならばと考えることがある。設定条件の変更である。大抵の作品はこの手法で作られており、基本的な考え方である。

 現状以外の条件に変更するものとして、時間や場所、年齢、性別、環境などいろいろなパラメータがある。それらを組み合わせたり、何かを大きく変えたりすることで創作上の世界が完成する。多くの場合、大きく変更するものと、それに伴う付帯的変化を設定して話を作る。例えばもし急に他人の考え方を見透かすことができればとか、逆にとんでもないハンディを持ったらといったふうに。

 小説家でなくてもこの妄想は面白いし、意外に役に立つかもしれない。日常の視点から離れることは新しい考え方を導くきっかけになる。

情報の壁

検索すれば分かるだって!

 ネットでニュースをみていると次第に小さな世界に閉じ込められていく。検索によって瞬時に様々な情報にアクセスできるから、一見世界は無限大に広がる気がする。しかし、実際は逆で普段の作業で自分の居場所を少なくしている。

 You Tubeを開くとかつて見たことがある動画と関連のあるものでタイルが埋められる。私は睡眠導入のために精神安定を歌った音響動画をよく見るので大半がそれである。3分で眠れるというなぜか10時間を超える動画を数日見たらそればかりになった。

 ニュースも同じだ。教育問題のニュースを続けてみるとそればかりになるし、株式市場の今後が気になると、しばらくはそればかりがスクリーンに並ぶ。結果として自分の関心のあることばかりを見せられ、それ以外の問題は矮小化される。

 どんなに万能にみえてもネットに頼りすぎてはならないということだ。様々なものを映し出す小窓は実はかなり意図的で強い偏光レンズが組み込まれている。いかに限定的てあろうと自らの目で見るに如くはない。

デジタルメモ

 デジタルメモといえば手書きのノートパッドのようなものを連想する人は多いだろう。最近は安価なものがコンビニでも手に入る。残念なのは保存や転送ができないことだ。できる機種もあるのだが途端に値段が跳ね上がる。もう一つのデジタルメモがポメラなどのキーボード付きの媒体である。これにはモノクロ液晶と小型パソコン並みのキーボードがついている。メールもネットもできない。ひたすら文字を入力するだけのためのものである。私が今一番欲しいのはこれだ。

 ポメラで入力したデータはQRコード化され、それをスキャンしてパソコンやスマートフォンに転送するという。その発想も面白い。最新機種はWi-Fi接続もできるらしいが、とにかく文字入力以外のことはほとんどできないのがこのデバイスのおもしろいところだ。6万円前後の価格は低機能パソコンと同じくらいであり、少々迷う。毎日重いラップトップを持ち運んでいることを考えながら、ほとんど文字入力しかせず、ネットの誘惑で一向に仕事が進まない体たらくを思えばこうした割り切りも意味があるのかもしれない。

 私にはこのような機械に対する執着が定期的に起こる。中には使い込んでいるものもあるが、すぐに飽きてしまったものもある。使い込んでいるものは自分の学習や仕事を大変革したが、そうでないものは無駄金になった。このデバイスはどうだろう。もう少し考えてみたい。

雲なき青空

 今朝はほとんど雲のない青空が広がっている。早朝から気温が高く今日も要注意の一日になりそうだ。

 ここから水蒸気が雲となり積乱雲が豪雨に変わる。夏の一日は本当にダイナミックだ。このところの帰宅時に遠雷を見ることが多い。雷鳴さえ聞こえてこないのに空にフラッシュライトがたかれる。

間もなく短い夏休みがあるが、課題は体力づくりだろう。この暑さを乗り切れる身体を作らなくてはなるまい。

地域の部活動

私が教えてあげよう

 学校の課外活動が中心の部活動はいろいろな意味で行き詰まっている。多くの学校は教員が顧問を兼ねるため、専門的な指導ができない。活動が終わるまで教員は帰れず。怪我やトラブルがあると勤務時間が限りなく伸びる。生徒にとっても教員にとっても幸福な状態ではない。

 以前から提案しているが放課後は校舎の一部を地域の指導者を迎えた文化センターにするのはいかがか。監督責任等も別のシステムで運営すればいい。地域の経験者等の指導を受け、教員は正課の教育に専念できる。

 もちろん指導員としての資格はある程度保証しなくてはならない。特に子どもに接する以上、人格的な問題は大きい。スポーツ指導は優れていても過酷な練習を課したりいわゆるえこひいきの激しい指導者は止めてもらいたい。これらを管理監督する部署を設けるべきだと考える。当面は地域での実績がある人や元教員などがあたれば良い。

 地域の人が地域社会に貢献できるということは様々なメリットがある。わずかだが雇用の数も増やせる。試合やコンクールが学校対抗ではなく、地域の力の競い合いになれば勝っても負けても紐帯を強める力となるはずだ。

分解者

 生物学の世界では生物をほぼ最終的に分解するものを分解者と言うらしい。カビなどの仲間がそれに当たる。しかし、実感としては蟻などの昆虫や、ミミズなどが思い浮かぶ。いわゆるスカベンジャーと言われる動物たちも広義ではこの仲間ではないか。

 通勤途中の道端にセミの亡骸が落ちていた。これからはよく見かけることになる。少し時間をおいて通りかかると蟻がたかっていた。炎天下なのに補食の方が優先されるようだ。普段ならば気持ち悪いとはき捨てるところだが、なぜか生命力の強さを感じて少々感動した。分解者としての位置づけはあくまで人間の視点による。それぞれの生物は自らの種の保存のため日々を生きているのだ。

 人は知恵を手に入れたばかりに生きる意味とか、禍福とかを考えるようになった。毎日それで一喜一憂の繰り返しだ。たしかにそれは幸せなことかもしれない。幸せという概念を獲得したこと自体が奇跡的なことなのだから。

適応

進化できるかな

 人体が環境にどう対応していくのかを考察したものはいくつかある。そのいくつかはファンタジーと言える類であり、ホラーとしか思えないモノもある。

 進化という名で呼んでいいものなのかは分からない。ただ環境に対する対応ということに関して言うなら人体は確実に変化していくだろう。さらに人為的な改変も加わる。外見を一時的に変えるだけではなく、遺伝子を操作して根本的に変えてしまうことはこれから普及していくはずだ。人工的な機能を内蔵することもあるだろう。コンタクトレンズ型ウェアラブルデバイスはもっとも実現しやすいものという。何かの漫画ではないが機械伯爵との対決は嘘ではないのかもしれない。

 ただしこういう話の大前提は人類がヘマをしでかさないことだ。環境汚染で自滅したり、核戦争で未来の可能性を断てば何も起こらない。

雨の朝

 久しぶりに雨の朝だ。気温も高いので蒸し暑いが直射日光よりはましな気がする。隣家の壁にに大きなナメクジが這っていた。普段なら気味が悪いだけなのだがこのところの暑さをどうやってしのいでいたのかと不思議な思いになっている。

 予報ではこのあとまた晴れるらしい。変動が激しい日は要注意だ。

尺を変えてみる

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 日々の瑣事に取り紛れ身動きが取れなくなったように感じるときは、尺を変えてみるという方法がある。この数日、この数か月、この一年では大問題であっても、10年を単位にすれば文字通りの瑣事になってしまうことがある。

 もっと縮尺を変えて世代という単位に広げたり、時代という単位にしたり、もしくは世紀、もっと上げて地質時代の紀を単位にすればもう今日のことなど目にも見えなくなる。これは一種の逃げの手なのであるが、たまにはこういう方法をとるのも面白い。

 夜空を見上げれば多くの星があるが、その多くはかなり昔の光が届いたものだ。過去の輝きを見ているのに過ぎない。尺を変えるというのはそういうことだなのだろう。今見えているものがすべてではない。そう考えることで救われることもある。

簡単に作れるコバエとり

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 コバエが発生すると厄介だ。トラップのようなものも売っているがあまりとれない。困っていたところ、小学生のころ教えてもらったやり方を思い出した。それをもっと簡単に工夫したら結構取れることが分かった。

 小学校でなぜかショウジョウバエの観察をしたことがある。産卵から成虫になるまでの時間が短いので観察に向いていたのだろう。今から考えると何がうれしくてハエを飼っていたのかと思うが、同じようにアリも飼っていたことを思えば、我ながら子供のころの好奇心はどこに消えたのかと思う。

 さて、小学生の時のハエのとり方は口の小さめの瓶に果物のカスなどの餌を入れ、紙で漏斗をつくりかぶせると、コバエは入ることはできるが出ることはできないというものだった。漏斗をどう固定するかが問題なるが確か輪ゴムか何かで留めたのだろう。結構捕ることができた。

 このことを思い出したが、もっと簡単に同じ効果を再現できないかと考えたところ以下の方法にただりついた。ペットボトルのキャップに錐などで2ミリくらいの穴をあける。一つでも二つでもいい。錐を刺すときは外側から行う必要がある。ペットボトルに醤油をほんの少し入れる。穴をあけたボトルのキャップを締め、ハエの出そうなところに置く。

 すると面白いようにハエが入っていく。どうもハエはにおいに敏感らしく、醤油に誘引されていくようだ。さらに穴に潜り込む本能もあるらしい。一度入ったら出るのはかなり難しい。だから結果としてどんどん取れていく。飲み終わったあとのペットボトルとごくわずかな醤油だけで効果がある。もう金を使ってトラップを用意する必要はない。コバエに困っている人がいれば試してほしい。