管弦楽のコンサートに行った。日本初演の楽曲が披露されたが極めて難解であった。過去の詩人の作品を楽曲にしたものという。複雑な心情を現代音楽の手法で楽曲化したものである。そう思って聴くと少し理解できた気がしたが、やはりよく分からなかった。
自分の今の心境をありのままに文章にできるかといえば、おそらく無理である。実はこのブログを書くときにそれを目指して何回も下書きをし、推敲することがある。WordPressには下書きの機能があるから、そこにためるのだがいつも採用できない下書きが並んでいる。書いているときには素直に書けたと思ったのだが、一晩熟成すると実は何を言っているのか自分でも分からない。文章作成とは自分の言いたいことを日本語の文法に落とし込む作業だ。それは大抵失敗する。
文章は言葉で構成されるが音楽は音の塊で、私にはどのように表現していいのか分からない。絵画でもそうだ。ただ、どんな方法であれ、人の心を描くのは難しく奥深い。
