認めたくはないが、やはり加齢による影響は思考にも現れる。その一つが短期記憶と集中力の減退ではないかと考えている。いまはそれを補うための工夫をして何とか乗り切っているが、この先はさらなる手当てが必要になるのかもしれない。
まず、短期記憶が弱くなっていることに関しては常に小型メモを持ち歩くことでカバーしている。捨ててもよい小さなメモとボールペンは欠かせない。最近、家族からもらった小型カメラ兼レコーダーも役に立ちそうだが、まずは手書きのメモだろう。
集中力に関しては対策が十分ではないが、30分以上は続けないということをとりあえずの目安としている。昔のように数時間にわたってやり続けるということは今の状況では難しい。ならば初めから30分したら別のことをするとか、休憩するということに決めた方がかえってうまくいくことが多いようなのだ。
ただ困ったことにこの方法では気持ちの継続性が途切れやすく、創作的な文章が書きにくい。感情のつながりがうまく表現できないのである。これも短編を書くことで満足することにした。それをつなげばなにかができるかもしれない。いまのところ、その見込みはないけれども。
今の脳の力を考えればできることとできないことがある。できることを優先し、できないことは無理しない。それが今の戦略である。
