副首都とは何か

 副首都に関する法案が可決された。日本維新の会の肝いりの法案だが、大阪だけに副首都を担わせるという意味ではないと考える。

 大阪は江戸時代から江戸に次ぐ役割を果たしていたのは事実だ。ただ、例えば金沢もそれに劣らぬ役割を持っていたと思う。東京は歴史的には後発の都市であるが、ほとんどの中心機関を東京やその周辺に置いている今となってはこれらの機能を他都市が代替するのは難しい。

 インターネットがはりめぐらされた現在では機能によっていくつかの都市に分散させた方がよさそうだ。それには大災害が発生したときの一時的な分断に対する対応を考えておくべきだが。

 副首都というのは決して一つではない。恐らく首都という概念そのものが変わらなくてはならないのだろう。

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