今朝の日の出は6時02分だった。だいぶん遅くなった気がする。つい先日まで日中の「残暑」が激しかったため、秋の実感がなかった。でも、日照時間は確実に減っていた。
今年の冬至は12月21日で日の出は6時47分なのだそうだ。これから約50日は日々朝の訪れの遅さ、夜が来る早さを実感することになる。秋の次に隣り合わせに冬がある。
日々の思いを言葉にして
タグ: 冬
いわゆる南岸低気圧の通過によって関東でも積雪が予報されている。5日の昼過ぎからが積雪の条件が揃うらしい。関東南部は積雪についてはいわば極限地域で、ちょっとした条件で雨にも雪にもなる。一度積雪が始まると備えの少ない地域ゆえ様々な問題が発生する。
まずは靴を気をつけるべきだ。関東南部の人々の履く靴はアスファルトの上を歩くことに特化しているために、靴底には溝が少なく雪上を歩くのには適していない。格好は悪いかもしれないが、雪の降る日は長靴かグリップの効くスニーカーにすべきだろう。女性ならハイヒールは厳禁だ。トリプルアクセルが跳べるならば問題ないが。
次には歩く姿勢に気をつけたい。重心が高いと転びやすくなる。膝関節をうまく使い、しっかりと踏みしめるように歩きたい。腰高は厳禁だ。転んで怪我をするより、少々不格好でも歩き続けられる方がよい。
そんなことを考えながら天気予報を見てみた。雪の思い出は様々にある。それを少しずつ思い出してはいろいろな感情が噴出する。
昨日から関ケ原付近で起きている名神高速道路の大雪による立ち往生は記録的な豪雪のため長期化しそうである。予測をはるかに超える積雪量になったため、予測的通行止めの措置が取れなかったのが痛恨事となった。
このような豪雪による長時間の立ち往生の例としては2021年1月10日に福井県内の北陸自動車道で起きた事例を思い出す。そのときも1000台近い車両が雪に閉ざされ動けなくなった。今回は岐阜県内で発生しており、陸上自衛隊に支援要請が出されている。
気象の専門家によれば日本海寒気団収束帯(JPCZ)がこうした豪雪の背景にあるのだという。これは朝鮮半島の北部にある山岳地帯で二分された季節風が日本海上で合流したときに雪雲を継続的に発生し、さらに寒気が南下している場合は豪雪をもたらすのだという。雪の供給源としては日本海から蒸発した水蒸気であるというが、これが温暖化の影響もあってここ数年は増加しているらしい。福井や岐阜はこのJPCZの下流部にあたり、豪雪のまともな影響を受けたということになる。
こうした気象条件は今後も発生する可能性がある。豪雪が温暖化の影響であるというのは何とも皮肉である。北陸に住んでいたころ、地元の人から猛暑の翌年は豪雪になりやすいという言い伝えがあると聞いたが科学的な根拠があったのである。
能登地方は震災からの復興が課題であるが、その前にこの豪雪をどうするのかが問題になる。まずは予報の精度を上げ、計画運休や通行止めなどの手段を取れるようなシステムを構築することや、この時期の流通の方法や備蓄の在り方、除雪方法の開発などを考えなくてはなるまい。高齢化社会の中で災害時の対応にも工夫がいる。防災テクノロジーの開発も急務であろう。
元旦から天災人災が相次ぎ、波乱の幕開けとなった。ただ、暦の上では正月であることには変わりない。正月気分は元日の地震で吹き飛んだ。でも、正月扱いはいつまでなのかは気になる。
ちなみに古典作品を読んでいると、旧暦の1月は月末まで正月と表記されている。元日と人日の節句が宮中の大行事だが、その他にも様々な祭事があるのが1月の特徴である。
関東では7日までを松の内と考える地域が多い。そこまでは注連縄を飾り晴れの時間であることを示す。これが11日とか15日までとかの地域もある。
今年の場合、5日までを祝日扱いにしているところが多い。6日は土曜だから土日の料金体系になる。結果的に8日まで休日の扱いとなるというわけである。
正月を祝うことは他の祭日イベントに比べると伝統的かつ保守的だ。大晦日の夜に渋谷で騒ごうなどとは思わない。そこが土着の祭日とそうでないものの差なのだろうか。
月初めは少し気分が変わる。正確には変えるように無意識に考えるようにしている。特に師走の始まりは意図的に何か区切れをつけようとする。
私にとってはそれだけではなく、安住のルーティンから抜け出すための区切りとなりそうだ。いや、これも正確にはそうしようとしている。何も考えずに物事を行うのは楽でよいがいつまでもそうしてはいられないこともある。
まずは初速度をつけなくてはならない。ここで大きな変更が生じる。精神的にも辛いことが起きるだろう。私の場合は過去の遺産を整理することから始めなければならない。価値を感じていたものを手放すのは勇気と一種の狂気がいる。でも、やらなくてはならない。
ものを捨てれば心が落ち着くと説く人がいるがあまり当たってはいまい。落ち着くのではなく諦めるのであり、逃げであり消滅でもある。それを越えてでもことを行うのが今の私に求められている区切りなのだ。
師走故にいろいろ考える。私にとってはまず3歩進むための2歩後退の月になるかもしれない。これも正確にはそうしようとしている。
昨日の日中は上着を着た身体には汗ばむほどの暖かさだった。今日はさらに気温が上がるらしい。そして土曜は急降下する。寒の前の暖である。
魚津に住んでいた頃、嵐の前は少し気温が高かった。気圧の関係か何かわからないが僧ヶ岳がやけに大きくせり出して見えたら、翌日は荒れることを覚悟しなくてはならなかった。雷鳴とともに風雪が来る。場合によっては相当の積雪になることもあった。
その経験が関東にも応用できるか否かは分からない。低気圧の東進に伴って、吹き込む風が南から北に代わり、大気の大幅な交換があることは同じなのだろう。土曜日の予想最高気温は13℃、日曜日は11℃でこの時期の身体にはかなり低く感じるはずだ。
手袋はコートのポケットに入っているが、マフラーはまだ出していない。そろそろ出番なのかもしれない。