台風の影響でかなり蒸し暑い日が続いている。それ以前は異常な高温が悩ましかったが、今はそれに高湿が加わっている。冷房の効いた屋内から外に出ると眼鏡が曇るのは、冬だけかと思っていた温度差のもたらすものだ。
今度の台風は南から北上し、盆休みあたりに暴風雨を関東にもたらす可能性が高いという。なんとも間が悪い。猛暑に台風の連続で、この夏は災害の多い季節となりそうだ。残念だが仕方がない。
日々の思いを言葉にして
タグ: 気象

久しぶりのお湿りは激しい雷雨であった。関東地方南部としては久しぶりの雷雨のような気がする。これまでの異常なほどの安定した猛暑が崩れたのは遠い台風の影響もあるのだろうか。一時的に気温が下がるのはありがたいがあまりに激しい雷鳴には命が縮む思いがする。
そういえば、今年はゲリラ豪雨という話をあまり聞かない。これからは雷鳴の続く季節になるのだろうか。
報道によるとアメリカやヨーロッパの一部でも記録的な猛暑になっているという。アメリカではアスファルトで大火傷を負った人もいるらしい。ギリシャでは山火事が発生して問題になっている。まさに殺人的な暑さである。
気候変動が短期的なものであるならばまだマシだが、どうもそういうものではないらしい。気象のメカニズムが変わってしまったということなのかもしれない。そうなると暑い夏は暫く続く。台風被害や農作物への影響などはかりしれない問題が発生する。
夏が暑いと冬に大雪になりやすいという事も言われる。問題発生は夏だけの問題ではなく、年間を通して起こりうるのだ。それが世界規模でおきるならば物流の問題点も生まれる。戦争などしている余裕はないのだ。
長期予報によると8月も9月も高温傾向になるようだ。どのようにこの気象を乗り切るか、できれば味方につけるのかが課題になる。
今朝の空は見るからに不安定な感じがする。複雑な雲が徐々に広がりつつあるが、それがない空域は真夏の太陽が強烈な陽射しを浴びせている。まるで空と地面の温度差を促進しているかのようだ。
先日の台風とリンクした線状降水帯は各地に被害をもたらした。その周辺部にいた私は横から吹き付ける雨で来ているものがクリーニング送りになったのだった。専門家によると今夏は未曾有の気象が見られるかもしれないという。本来冷夏になりやすいエルニーニョが起きているのに、東海域の水温も高く、あちらこちらで強力な台風や低気圧が発生する可能性があるというのだ。
異常気象という言葉が陳腐になり、気候変動という次の段階に入っているともいわれる。ならば、私たちの生活の方も対応しなければなるまい。高温、多雨、暴風に対応した暮らし方を考えよう。
ある気象予報によると今年はエルニーニョ現象が顕著に現れるという。それに伴う天災が心配だ。直接関係するのか分からないが、カナダでかなり大規模な山火事が発生し、その影響は500km離れたニューヨークにも及んでいるという。東京に例えれば大阪より向こうの火事の煙が漂ってきているということだ。

気候変動の直接要因が人為的なものなのかはいまだ分からないという。中にはグリーンビジネス推進のための陰謀という人もいる。ただ、少なくとも何かの要因であることは推測されるから、無視することはできない。資源のサステナビリティも考えればやるべきことはするべきなのだ。
暑い夏になるのか気になるが、暑いならば何ができるのかも考えたい。太陽光利用の恩恵も利用すべきだと考える。