このところ気温が下がり乾燥した天気になっている。風邪をひく人が増えた。問題は乾燥の方で様々な健康障害をもたらすようだ。
寒さにはある程度耐えられるが、乾いた空気がいかんともしがたい。雪国から来た人は多くがこう話す。体感に大きく作用するのは湿度の低さであるようだ。肌の表面から感じ取る冷たさの度合いが変わる。
喉の乾燥はウイルスの感染にも関わるようで、コロナウイルスだけではなく、インフルエンザも同時流行の気配があるという。しばらくは辛い季節となる。
日々の思いを言葉にして
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年賀状を書く季節になった。先輩の中にはこれで賀状交換は終わりにしたいとおっしゃる方もいる。寂しいが仕方がない。これはもともと義務でやるものでもないし、いわゆる義理でもない。いわゆる虚礼にならないように私も方針転換をする。つまり、来年からは出したい人だけに出すことにする。
これまでは仕事上の関係とか、公平性(?)とかいろいろ忖度して賀状を書いていた。これからは年齢や経歴や過去の関係とかを考えずに出したい人にだけ出すことにする。それが虚礼ではなく本当の挨拶だといえると信じることにする。だから、一枚にかける時間は長くし、思いをしっかりと書く。それが書けない人には出さない。この方針で行くことにする。
私から年賀状をもらったらきっと「読み応え」はあると思う。ただ、それも相手がどう思うかは様々だ。それは気にしない。挨拶したい人だけに丁寧にあいさつする。それが私の方法ということだ。このくらいのわがままは許される年齢にはなっていると思う。

この時期になるとwham!のLast Christmasがよく聞こえてくる。切ないメロディーと未練のあふれる追想の歌で、およそクリスマスの華やかさにはふさわしくない。1984年にイギリスでリリースされた曲という。
この曲の曲想は山下達郎のクリスマスイブ(1983年)にも似ている。失恋とクリスマスはよく合うらしい。歌詞の意味を考える前はなんとなくいい曲だと思っていたが、詞の意味を知ると余計に印象的になる。要するに負け惜しみの歌なんだと思うときと、次のクリスマスはもっと良くするんだという前向きな歌と思うときと、それらを達観して昔はいちいちクリスマスに一喜一憂してきたと回想する歌だと考えるときがある。おそらく最後の解釈は作者の意図とはかなりかけ離れるはずだ。
クリスマスに信仰的な思いを持つことは申し訳ないが少ない。多神教の信者としてクリスマスにはクリスマスの神がいて、そこに様々なドラマが用意されていると考えるのである。多くの人を幸せにし、一定の人に失恋を与えるのもこの神のなせる業だ。

多くの日本人にとっては直接見たことはないが、その名前を知らない人はないという動物がトナカイである。なんでもこのトナカイというのはアイヌ語で、英語圏ではCaribouというらしい。トナカイという日本語離れした響きや、その容姿も含めていろいろな謎のある動物である。
トナカイの知名度が高いのはクリスマスのサンタクロースのそりを牽引するのがこの動物だと言われているからだろう。「赤鼻のトナカイ」という童謡が世界的に流行すると、トナカイが赤い鼻を持つ鹿のように造形されることも増えた。実物は日本の鹿とはかなり容貌も違い、鼻は赤くはない。
立派な角が印象的だが、トナカイはこの点でもユニークだ。日本の鹿は雄しか角がないが、トナカイは雌雄とも角がある。雄の方が体格も大きいため、角も大型だ。ただ、雄の角は主に夏場に成長し冬には落としてしまうらしい。目的が秋の繁殖期の争いにあるというのだ。
対してメスの角は秋に生え、冬に最大となる。これは子の育成をする際の防御手段、雪中から餌探すための手段になるらしい。するとクリスマスのそりを引いている角の生えたトナカイはメスではないかということになる。まあ、この辺りはうるさく言うべきではないのかもしれない。
トナカイ自体は太古から家畜化され、食材のほか、運搬の動力としてなど多様に活用されてきた。北極圏の生活がなぜ、全世界規模に知られるようになったのか。興味深いものである。

今日で11月が終わる。行事が少なくやるべきことを地道にこなす月と考えていたが実際はそうたやすくはない。いつものように要領悪く、毎日を慌ただしく過ごしてしまった。
比較的暖かい日が多かった。郊外の散歩にも何度か行った。いくつかの美術館を見学した。その都度感動し、これを明日に活かそうと考えた。いかせているのかは分からない。成果は速効か遅効かは後にならないと決められない。
健康状態は維持できた。周囲にウイルス罹患者が少しずつ出ている。しかし、今のところ何とか切り抜けられているのは幸運というしかない。流行病はいつかは罹る。被害を最小限にすることを考えるべきだ。
明日からは年末。やるべきことはさらに増える。状況対応型の自分に喝を入れなくてはなるまい。
昼過ぎからかなり強い風が吹き始めた。雨も降り冬の訪れを予感するような天候になった。夜になっても風はやまず。むしろ強くなっている。紅葉した葉を吹き飛ばす北風になるのはまもなくだ。
今朝は通勤の道にカラスがたくさんいて餌を求めてかなり緊迫した様子がうかがえた。鳥には天候の異変がわかるのだろうか。これから食べ物を確保するのが難しくなることを見越しているかのような動きだった。やはり野生を生き抜く動物には特殊な能力が備わっているらしい。
私といえば特にこれといった対策もない。少々ののどの痛みを感じるのを気にしながらも結局はよく寝ることくらいしか思いつかない。野生の勘が働かない以上、愚直に生きるしかあるまい。