投稿者: Mitsuhiro

台風の「ゆっくり」

 台風の情報の中に移動速度がありますが、「停滞」と「ゆっくり」という数字以外の情報がでるとはたと思考が止まります。「停滞」とは全く動かないことなのか、そもそも全く移動がないということはあり得るのか、「ゆっくり」とは何を基準にしているのかといった疑問です。

 気象庁の用語解説によると、「停滞」とは速度が時速5ノット(約9キロメートル)以下で進路が安定していない場合に用い、進路が一定している時は「ゆっくり」と表現するといいます。時速9キロだとしても、1日では216キロも進んでしまうことになります。216キロは東京から静岡県の西部辺りまでの距離であり「ゆっくり」でもずいぶん進むことが分かるのです。

 これから大きな台風が近づいてくると予報されています。速度についても関心をもっていかなくてはならないと感じています。

山の日

 国民の祝日の中でも最も新しい2016年制定の山の日ですが、この日の祝日についてその意味を答えられる人は少ないでしょう。私も実はよく分かっていません。

北陸新幹線の車窓からみた剣岳
北陸新幹線の車窓からみた剣岳

 なんでも、お盆休みと連続させるために12日に設定したものの日航機墜落事故の日でもあるから祝日とするにはふさわしくないとしてその前日にしたのだとか。山のひがこの日であることの根拠はあまりないということになります。

 日本は山岳が多く国土の大半がそれに由来した森林であることを鑑みれば、山に感謝することも必要でしょう。また、日本の豊かな降水量をもたらし、保水や浄水を行うのは山のおかげです。

 祝日を祝日として祝うためにはそれなりの根拠を説明できなくてはなりません。山の日にどのような説明をしていくかは私たちの課題の一つと言えるのかもしれません。

声の維持

人前で話す仕事をしているというのに私は声が枯れやすく、聞き取りにくい発声になってしまいます。いろいろなメンテナンスが必要な年齢に達しているのですが、特に声の維持は大きな課題です。

休みに入り授業がない日が続くと声がどんどん出なくなります。大切なのは大きな声を出し続けることのようです。にもかかわらず私自身は本来話すことが好きではなく、用がなければ一日中話さなくても構わないというたちです。それでますます声が出なくなるという訳です。

声を意識的に出すには何をすればいいのか。家族と話すくらいでは声は出ないので、誰もいない所で発生練習でもするか。でもそんな所どこにあるのだろう。などと思うのです。一つの答えとして一人で自動車を運転するとき声を出すということです。ただ熱中し過ぎると安全運転ができなくなるかもしれません。

声を維持することは意外にも難しく、でもやらなくてはならない私の課題なのです。

不買運動の無理

韓国で日本製品の不買運動が起きているようですが、完全な不買という行動は無理なようです。日本の製品や部品が使われているものは多く、それらを排除すると社会生活自体が成り立たないのです。

この事実は日本でも同じです。電子機器の多くを韓国に依存している現実を認識する必要があります。アメリカ企業の多くも韓国製半導体を使用しており、国際依存が高いのはどこの国も同じなのです。

ならばなぜ自国ですべてを生産しないのかと考えるのですが、ハイレベルの製品を作れる能力をつけることや、それにかかるコストを考えると国際競争に勝てないからでしょう。日本自体の産業構造がそのようになっています。

貿易立国が通商において不自由をもたらす政策は、自国の根本を揺るがす失策です。移民で発展を遂げてきたアメリカが移民を排斥するようになったのにも通うのですが、自国の立ち位置を見失うと大問題になります。

不買運動が無理なこと、輸出入制限が国家の根幹を揺るがすことなどを市民レベルで確認しておく必要があります。

健康寿命

 自分の余命を考えるとき、生命の終焉まではまだ間があるかもしれないと思うのですが、いわゆる健康寿命の終わるときは意外と近いのではないかと思うことがあります。日本の2000年度の男性の健康寿命は69.9歳です。平均寿命は77.8歳ですから、その差は7.9年であり、その間介護や闘病が求められることになるわけです。

 自分や親のことを考えるとそれぞれの寿命に近づいていることが実感できます。平均というのはあくまで全体の中の数字であり、個々人で条件は違います。ただ、健康寿命が尽きた後の命が必ず存在するという事実は何人とも避けようがありません。できればその差を極力短くしたいとは誰もが考えることでしょう。

 今できるのは健康寿命をできるだけ長くすること。健康を保つための何らかの努力を少しずつ続けることしかありません。それが自分のためであり、社会に貢献することでもあるわけですから。

後継ぎ

 毎年お世話になっている宿は、代替わりをしつつあるようです。今までのご主人はまだ健在ながら、要所にはそのご子息が出ていらっしゃるようになりました。その若社長にはお子さんがいて早くも接客の真似事をしています。

 親と同じ仕事をすることはかつては当たり前だったようです。しかし、逆に現代はかなりまれな境遇といえます。同じ仕事を継続できるということ自体が難しい時代になってきているからなのでしょう。大企業の傘下に入れば、家系相続は難しく、個人経営で大資本に伍して戦うのはよけい難しい。だから親の職を継ぐというのはよほど特殊な条件がそろわない限りできなくなっているのです。

 親と同じ仕事をすることに若いころはずいぶん抵抗がありました。努力をせずに地位を確保することが許せないと思ったこともありました。しかし、今は全く逆です。親の仕事を継続する方がよほど困難であり、努力を要する。それにあえて挑戦する人に敬意を感じます。

精進湖の富士

精進湖から見た富士山

 いつもこの日は精進湖に来ます。今日も東京では猛暑とのことですが、当方は少しだけ気温が低い。とっても日中は29度もあり、涼しいとはいいがたいのですが。

 掲載した写真は今朝の富士山です。朝は雲が少なく山容が見えやすい。その後、次々に湧き上がる雲で山は隠れてしまうことが多いのです。山越えの時に雲が生まれることを実感できるのが精進湖から見た富士山です。

 道端に咲く額の花は盛りは過ぎていますがそれでも優しく咲いていました。

交流は続けるべきだ

 韓国では市民を巻き込んだ反日的行動が起きているようです。日本製品の不買運動や日本への旅行取り止めなどが起きているといいます。日本は同じことをするべきではありません。

 いわゆる嫌韓の機運は潜在的にあることは確かです。隣国に対する愛憎がはっきりと現れるのは宿命的な減少であり、まして歴史的な経緯も絡めば様々な問題が生じるものです。

 ただ日韓の間には共通する文化基盤があり、理解しやすい面が多い。日本には朝鮮半島の文化に対する羨望もあります。魅力的なものに関しては政治的な関係とは無関係にアクセスをするべきなのです。

 不買運動の必要はなくよいものは買っていくべきです。

縄文のデザイン

先史時代の博物館の展示を観ていろいろなことに気づきました。特に縄文時代の土器や土偶には不思議な魅力を感じたのです。生活の具という次元を超越した芸術性です。

縄文人は遺伝子的には周辺民族とは異質であり、それが現代日本人にも受け継がれているとのことです。謎の多い人たちですが、残した道具から私たちへ多大なメッセージを送ってくれているように感じるのです。

考古学的な知見はこれから学ぶことにしますが、まずは土器や土偶から受けるインスピレーションを大切にしたいと思います。