投稿者: Mitsuhiro

分断の世界情勢

 日本が韓国に対して輸出品の優遇措置をとる特例を廃止したことが大きなニュースになっています。日本側は日本が輸出した原料や製品が韓国を通して国際情勢上対立している国や、紛争中の国家に輸出され軍事利用されていることを容認できないのがこの措置の理由だとしています。韓国側も報復処置として優遇措置を停止したとのことです。日韓の摩擦は従軍慰安婦問題や徴用工の問題がその発端と考えられます。

 アメリカと中国の関係も関税の掛け合いで悪化するばかりであり、英国はEUからの脱退に向けて動いています。どうも最近の国際情勢は分断分裂が基調になっていて不穏です。それもこれも自国優先主義が蔓延しているからでしょう。自分の国さえよければそれでいいという考え方は、今日の世界情勢では取ってはならない方策です。世界は相互依存関係にあり、一国だけでは立ち行かない。それなのに自国のみに利する方策をとれば必ず無理が生じてくるのです。

 この現状を止めるのは誰なのか。誰が国際社会に落ち着きと現実的な解決をもたらすのか。今の各国のリーダーの中にはそれができそうな人物がいそうもないのが大変気がかりです。

短冊

スマートフォンを掲げる姿は短冊を持つたたずまいと少しだけ似ています。短冊は筆で書くものであり、長さもあるので実際はかなり異なるのですが、持ち歩いてその場でしたためるという行動には共通点があります。

思いついたことをすぐに文字にするという文化には歴史があるという訳です。ただゲームに興じる大人たちの存在を故人が知ったならばさぞかし驚き、時間の浪費を嘆くことかと想像するのです。

現代人の日常生活風景が未来の人たちにどのように映るのか。少々興味があります。

筆記の効果

文字を書く行為の生産性に注目しています。非効率的ではなく、極めて効果的かもしれないのです。

このブログはパソコンやスマートフォンの画面で読み書きされています。どこでも書け、いつまでも読める。検索可能でいつでも取り出せることは便利です。文字で書く場合はそうもいきません。紙と筆記用具がいり、書きちらした内容は編集が難しい。どこに行ったか分からなくなる。

しかし、様々な報告によると手書きの情報の方が印象に残りやすく結果として効果的なのだとが。また、検索することを割り切ってすべてを時系列で並べれば、つまり内容ごとの整理をしなければ探している情報にたどりつくことはできるというのです。

最近、私も目的別にノートを分けることなく1冊のノートにすべてを書くようにしています。整理が苦手な私には向いているようで続いています。

手書きノートを活用することの意味を再確認してみたいと考えているのです。

潰しては困る

 先の参院選でNHK解体を公約とした政党の議員が選ばれてしまいました。さらに、不適切な言動で所属の党から除籍された議員がそこに合流するという事態が発生し、日本の民主主義の劣化を印象付ける事態になっています。

 NHKに敵意を向ける理由は、受信料の一律徴収に問題があるということでした。また、過去にはNHKの歴史的報道が左翼的であることを問題点として挙げたこともあります。後半の見解については後付けらしく論理的な一貫性に欠けています。恐らくは票集めの手段であったのでしょう。

 この不思議な候補者に投票した人たちはおそらく現在の政治に対して無関心なのか、虚無的な気持ちになっている人に違いありません。また、情報が一見無料で手に入るかのように錯覚してしまうインターネット時代の錯覚がもたらしたものとも言えます。NHKがなぜ受信料を徴収するのかを考えることができない人たちでしょう。

 東日本大震災発生直後にまともに事実を報道できたのはNHKしかありませんでした。民放の多くは非常時の対応ができず、ローカルネットとの連携もお粗末でした。非常事態の発生時に報道が果たす役割は大変重要であり、震災の国難に国民が冷静に対処できた原因の一つに安定した公共放送の存在があったことは自明です。この一点をもっても公共放送の存在は大切であり、我が国の強みの一つです。それを壊せという意味が理解できません。

 言論は自由であり、理解を超えた意見があるのは当然のことです。ただ、それが国政選挙で議員を獲得するとなると事態は深刻です。大局を見られず、身近な不満だけで行動してしまう人が一定するおり、今後も増えるのではないかと懸念されるのです。

猛暑予報

実は梅雨明けは昨日だったようですが、数日前から事実上夏の暑さは始まっていました。今日も最高気温が34度と予想されていて猛暑日になる可能性もあります。ヨーロッパは寒冷な地域で40度以上になっているとのことですので、それに比べればまだましということになります。暑さなれしていない身体には厳しい一日になりそうです。

デザイン重視

いろいろなもののコモディティ化が進む中で重要なのが使いやすさと美しさを調和したデザインの重要性が高まっています。私はデザインを選ぶ側からする側に考え方を変えていく必要性を感じています。

おしゃれなデザインと機能性とは時に相容れず、どちらかを取るという選択を強いられました。しかし、これからはそのどちらも追求することが肝要です。使いやすさにはそれを使いたくなるという魅力も含まれるからです。

しかし、美意識やものから受ける情念は人によって異なり、自分にとって心地よいものは自分にしか分かりません。だから、私たちはデザインについて関心を持ち、自分なりに手を加えることができるようにするべきなのです。

与えられたものをそのまま使うことになれすぎている私たちにこのことは大きな変革を求めるものです。面倒でも徹底的に手をかけることが私たちのものとの関わり方を変えます。デザイン重視の考えはモノだけでは止まらない改革になります。

小さな旅

 生活圏を離れて旅をすることは大切だと思います。日常の生活に倦んで新しい考え方ができなくなってしまったとき、別の町に行くことで新たな発見をすることもあるし、自分の日常を俯瞰的に見るきっかけを与えてくれることもあります。

 同じことを旅行に行かなくてもできる方法があります。いつもとは異なる時間に普段は立ち寄らない場所に行き、わずかなときを過ごすのでも同様の効果が得られることがあります。自分の住んでいる街なのに見方を変えれば全然違って見えるという体験です。小旅行にでも行ったかのような感慨を得ることができるのです。

 私たちは実はかなり限られた生活圏の中で、同じことを繰り返して生きようとしています。生活に道筋をつけるのは雑多で複雑な現実を乗り切るための知恵ですから視野が狭くなっていくのは当然です。狭い世界の中に自分の居場所を確実に見つけることが生きる知恵ということもできます。

 それをあえて壊すときがいるということを言おうとしているのです。安住の地を捨てることで常に新鮮な感覚を保つことができます。そしてそれは高い旅費をかけなくてもできることなのです。

アイデアを出すための休息

 毎日、忙しく暮らしているとルーティンワークに関しては作業効率が上がってきます。一方でその仕事に集中するあまりほかが見えてこないということがあります。やはり休息はとても大切なのです。

 他の視点を持つことができるようになることはとても大切です。私は一つに入り込むと他が見えなくなってしまいがちの性格なので、常にやり方をかえることを意識して物事に取り組むようにしています。うまくいっていることでさえもきっと何か問題点があるに違いない。それを忘れないように時々方法を変えるのです。

 場合によってはこれは非効率に見えるかもしれない。出来上がったものをそのまま継続した方が楽なのです。私もこれまでずっとそう考えてきました。しかし、時宜に応じて変化することこそ持続可能な在り方だと最近気がつくようになりました。本質さえ変えなければやり方はいくらでもある。そして何か一つの方法だけでやり続ける必要はないんだと。

 ブログを書くことも私にとっては自分のやり方に変化をつける方策の一つです。今までとは違う何かを考えて文章にすることは、私にとっての変革の手段なのです。このブログは架空の別荘にある書斎をイメージしています。その空間でいつもと違うことを考えるための休息、日常と相対する時空を作ろうとしているのです。

ゲリラ台風

 日本の南海上で熱帯低気圧が発達しながら北上しているそうです。予報では台風のレベルまで発達して日本上陸もありえるとか。もしこれが当たっているとするならば、台風発生から上陸までの時間が極めて短いことになります。近年ゲリラ豪雨という言葉が定着していますが、これはまさにゲリラ台風です。

 気候変動の影響でしょうか。台風が本州の極めて近くで発生することが増えてきているように感じます。文字通りの熱帯地方で発生して、数日掛けて日本に近づくというイメージは過去のものになったのかもしれません。あるいは日本が「熱帯」になったのかもしれません。この辺りは専門化ではないのでよくわかりませんが。

 ゲリラ的な台風に対する対策は情報を早く伝えることでしょう。何を準備すればよいのかを考えるべきです。周囲の人で声を掛け合うのも大切でしょう。被害が少ないことを祈るばかりです。