関東南部は激しい雨と雷のために交通機関に大きな影響が出た。幸い私の使う路線は遅延のみであったが、かなり長い時間運行停止の路線もある。局地的な雨であったため、路線ごとの違いが際立ってしまった。
ここまでの猛暑の影響なのか。およそ東京とは思えないほどの大雨である。排水が間に合わなくなった地域は冠水した。短期的な集中豪雨のための対策は課題である。地下道への雨水流入を防ぐために何をすればよいかも考えておかなくてはならない。
私の使う駅にはごく小さな土嚢のようなものが置いてある。それをどのように使うのかについて、告知することも必要かもしれない。係員がその場に駆けつけられる保証はないのだから。
災害はいつも不意打ちだ。予告がなくても何ができるかを考えることは、災害大国で暮らす私たちにとっては不可欠の知恵である。