投稿者: Mitsuhiro

インボイスなら廃業します

 いつもお世話になっている赤帽の運転手の方とお話をする機会があった。世間話を早々に切り上げて彼からはインボイス制度への不安と不満が漏れてきた。どうもこの制度はベテラン運転手の皆さんにはかなり具合の悪い制度らしい。

 インボイス制度はこれまで課税の対象になっていなかった一定額以下の売り上げ所得の業者に対してあった課税の特例を廃止する方向に向かわせるための制度らしい。所得税の申告の必要のなかった小規模企業、個人経営者などにも課税の記録を求めるものである。下請け的な発注がなされていた場合、所得に関する税金は結果として大企業が肩代わりしていたことになるが、これが許されなくなった。個人経営者にとっては複雑な税務管理を強いられることになる。

 知り合いの赤帽運転手によれば、税金の計算などを管理するアプリケーションソフトなどがあるようだが、これについていけないらしい。高齢のドライバーはこれが原因で廃業することを決めたという。その方はこれまで税率が変化してもいつも計算しやすいピッタリ価格で通してきた。そのために実入りは減ってきていたが、今回はどうするか分からない。もしかしたら、外税価格にしなくてはいけないかもしれない。でも、それは自分の主義に合わないからもしかしたらもう止めるかもしれないなどとおっしゃっていた。

 この制度は運用に関しては様々な問題点が指摘されている。まじめで良心的な労働者の気概をそぐようなことだけはしてほしくはない。

月光

 十三夜も過ぎて今夜の月は冴えざえと輝いている。木星を従者として落ち着き払っているのだ。時折りかかる薄雲を虹色に彩るのを見ると、秋も終盤だと痛感する。

ダメもとチャレンジ

 何が足りないかといえば成功率の低いことに失敗を覚悟してでも取り組む勇気だろう。きっとそれが若さの喪失というものらしい。

 失敗すれば痛みが伴うし、ときには生き方を変えるようなダメージを受けることもある。それが怖いと前に進めない。

 考えてみればこういう経験は変化の契機なのだ。変化することで新しい局面が開かれるし、そこに新次元が生まれる。だから、失敗は無駄ではなく大切なのはものなのだ。

 ダメもとのチャレンジをすることはこの意味で必要なことなのだ。

平和を語る勇気

 被爆二世の方の話を伺う機会があった。その方の話によれば、自分たちの置かれた立場では平和について訴えるのは難しかった時期があったという。それはかなり心を揺さぶられる問題であった。

 肉親に被爆者がいるということは絶対に知られてはならない。そのように家族の中で云い伝えられてきたという。原爆症があたかも伝染する病魔のごとく捉えられ、差別されることをおそれたというのだ。事実、その方もそのことが原因でいじめを受けたことがあるという。だから、平和を語るといったことも控えめになり、その話題に立ち入らなくなっていったのだという。自分の立場を知られずに過ごすために、平和を語るのはかなり勇気が必要だったという。

 このことは書物などで読んだことがあったが、実際に該当者から直接お話を伺うとかなり衝撃が異なる。戦争は戦後も人々の心におかしな状態を作り続けてしまう。残念だがそれが事実なのだ。

久しぶりに訪れた場所

 長らく離れていた場所に訪れたときの感慨というものはなかなか言葉にはできない。なつかしいという言葉ではおさえきれない何かがある。久しぶりに再訪した地はその変化に驚く。

 でも、その驚きは自分自身の変化に対する気づきも含まれている。自分は何も変わってないと思うのはどうも思い込みらしい。本当は自分の方が変わっていてその土地は本質的には変わっていないということもしばしばある。

 こういう経験は旅で起こりやすい。同じ場所に数年ぶり、十数年ぶりに訪れればそのたたずまいと、自分自身の在り方の変化に気づくことができるのだ。

紅葉から思うこと

 紅葉が進んでいる。これまでに何度か取り上げたショッピングモールの植樹であるムサシノケヤキが色づき始めた。

 猛暑から激変した季節に間に合わせるかのように紅葉する速度も非常に速い。日々様子が変わっている。すぐに落葉してしまいそうで切なく感じる。衰退を感じるからだろう。

紅葉の季節

 しかし、落葉樹が葉を落とすのは決して死に向うためではない。むしろ厳しい季節を生き抜くための手段である。落とした葉は自らの養分として再利用するし、そこに至るまで分解者たちの命の糧となるものだ。

 紅葉とその後の落葉は逞しくもしたたかな命の営みの風景の一つであることを思い出しておきたい。

外見と中身

 自分のことをよく分かっていないことが私にはしばしばある。自分がどのようにみられているのかは結局のところ自分ではわからない。だから、自分像は想像の産物だ。その想像が現実と食い違うことがこの原因である。

自分は他人にとっては他人である。自分が他人のことをある印象でとらえるように、自分もまた誰かによって特定の印象で捉えられている。それがどのようなものなのかは分からない。自分の存在を意識するのは、他人に見られているときである。人前だと緊張するのは、他人の目があることを意識することで強く自己を意識するからだろう。その意味では他人に見られることで自分というものができあがるといえる。

鏡に映ったあなたは誰

脳科学の世界には鏡像認知と呼ばれる考え方がある。鏡に映った自分の姿を自分だと認知する能力のことである。人間の場合2歳児になるとこの能力が備わるのだという。逆に言えばそれ以下ならば鏡に映っているものが何者かわからないということになる。脳の発達とともに、おそらく他者とのふれあいの中で自分を認識できるようになっていくということなのではないか。

 鏡に映った自分を、これは自分だと認識し、今日はさえないとか化粧のノリがいいとか悪いとかいう場合、その映像を自分としてとらえるとともに客観視していることになる。鏡に映った像を別の鏡が映しているのを見るとさらに話は複雑になっていく。自分は何者かに写されることによって存在感を増すが、それを観察している自分はその実態を客観的にとらえている。

自分を客観的にとらえるということは実際の自分を別の自分が描写することなのだろう。すると、その描写の仕方によって自意識が変わってしまうことになる。私がしばしば味わう、思っている自分と実際の自分の大きな違いはこんなところに原因があるのだろう。

ゼルビア昇格

 FC町田ゼルビアがJ1リーグへの昇格を決めた。悲願達成といったところか。

 何度か書いてきたが私はJFL(社会人リーグの最高峰)に昇格したときにこのクラブの存在を知った。少年サッカーチームのトップチームとしてあったものをそのまま使ったために、企業スポンサーがなく、スタジアムも客席が足りない市営陸上競技場を使うなど悪条件ばかりだった。すぐ隣にはフロンターレの練習場があり、東京にはヴェルディもFC東京もあるからさらにクラブはいらないとも言われていた、

せっかく昇格条件を満たしてもスタジアムが規定以下ということで見送られたり、コロナ禍で昇格枠が小さくなって機会を喪失したりとあまりいいことがなかった。

それがサイバーエージェントがスポンサーとなり、一時町田以外に移転する説も出たがそれを振り切り、今回に至った。まずは努力に賛辞を送りたい。夢を見させてくれてありがとう。J1リーグは厳しいと思うが、挑戦する姿を見守っていたい。

そういえば優勝の経験は私がこのクラブを知ってからは一度もない。今季は後少しだ。ぜひ優勝を。

海の異変

 最近、漁業関係者から海に異変が起きていることが相次いで報告されニュースになっている。先日はアラスカ近海でズワイガニの収穫量が激減していることが報じられていた。原因は海水温の上昇によってカニの新陳代謝に異変が起き、より多くの餌を必要とするようになり、結果として餓死したことらしい。

Photo by Eva Bronzini on Pexels.com

 日本近海でも大量のイワシが沿岸に押し寄せたり、イカが不漁になったり、南方にしか生息しないはずの魚類がとれるようになったりするなど、数多くの異変が起きている。これらの原因は一つではないのだろうが、そのなかにやはり海水の温暖化があると考えられている。

 気象庁によると「日本近海における、2022年までのおよそ100年間にわたる海域平均海面水温(年平均)の上昇率は、+1.24℃/100年です。 この上昇率は、世界全体で平均した海面水温の上昇率(+0.60℃/100年)よりも大きく、日本の気温の上昇率(+1.30℃/100年)と同程度の値です。」とあり、日本近海の海水温の上昇が特に大きいことが指摘されている。

 海の温暖化にともなうリスクには、海水からの蒸発量の増加にともなって台風、低気圧の発生が増え、天災の発生率を上げること、大気中の二酸化炭素が海水に溶け込むことにより、海水が酸性化し生態系に影響を及ぼすこと、などの実害をもたらすという。漁業大国である日本にとって海水の変化は産業面でも大きな影響をもたらす。将来すしネタの大半は日本近海ではとれなくなるという人もいる。

 海の変化を知らせるニュースはその意味で大きな懸念材料だ。空と海はつながり、その中に陸がある。陸で暮らす生き物が空と海に悪影響を及ぼしているのなら、それは制限していかなくてならない。

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インフルエンザ

インフルエンザ流行中

 インフルエンザが流行しているようだ。コロナ禍と言われた時期にはあまり聞かなかったので、マスクや手洗い等はやはり予防効果があるのだろう。私も来月辺りからはマスク生活に戻るかもしれない。電車に乗るとき限定かもしれないが。