通勤途中の駅ビルの中におにぎりの専門店が開店したので行ってみた。並んでいる人には少なく、すぐに購入できた。食べてみるとさすがにうまい。白米だけでも完結するレベルだった。具もコンビニではないものが多く、専門店の面目躍如である。
ハンバーガーやピザなどの片手で食べられるファーストフードは定着しているが、おにぎりの方はコンビニ展開以外はあまりなかった。ところがこのところ次第に増えつつあるように感じる。おにぎりは身近な日常食であり金を払って買うものではないというのがかつての常識だった。米飯食が前提ではなくなった日本人の食生活において、炊飯は当たり前ではなくなり、外食もしくは中食の対象と考えられるようになってきたという訳である。
専門店のおにぎりは米の質や具材において高級感を演出している。ビニール袋に包まれたコンビニのそれとは異なる特別感である。その分単価も高いが、ご馳走としての付加価値が与えられているために購入してもいいと思えるのだろう。
私としては手軽で腹持ちもよいおにぎりが魅力的に感じる。商売として成り立つためにはそれだけでは足りないのだろう。企業努力も必要だろうが、私はハンバーガーよりもこちらの方が性に合っている。
