速読だけではなく

 いかに速く本を読むかという能力に対する魅力は大きく、さまざまな速読術なるものが公開されている。私もかつては通勤電車の中で吊り革につかまりながら文庫本を速読する技を身につけようと試したことがある。

 確かに少し速く読めるようになったが、その分細部への考察がおろそかになり、大切な問題を読み落としている気がしてならなかった。電子書籍をスマホやリーダーで読むときも同じで身につく読書になっているのかついにわからなかった。

 私は読書ブログに読んだ本の感想を書いているが、感想を書くときも速読した本は通り一遍のことしか書けなかった。つまり速く読んだが読めてはいなかったということではないかと考えている。

 速読だけではなく、時には遅読、精読も必要だと思い、本によってはメモを取りながら立ち止まって読むことも必要だ。文庫本にいろいろ書き込みながら読んだ学生時代のような読み方をこれからは時々してみよう。

速読だけではなく” への2件のフィードバック

  1. 私も最近ゆっくり読むことを心がけています。本は紙で読んだ方が本当はいいと思うのですが、Kindleをスマホで読めるという手軽さには敵うことなく、最近はもっぱら本をスマホのKindleで読んでいます。
    わからない漢字も手軽に調べれますし、調べたものをメモとしてその漢字にくっつけておくこともできます。カラフルなマーカー機能もあり、ブックマークも付いていて、後から一覧になったものを一気に読み返すこともできます。
     紙の本は、わからない言葉をメモに書いておきますが、やっぱり手間暇かけた時間だけ記憶には残るのでしょうねぇ、、、だから、紙の方が深みがあるような気がしているんだと思います。(私の場合)

  2. 私も本は紙派です。本に限らず、雑誌も漫画も。でも、今はデジタルが多いから…

    20年以上前のことですが、大学受験の前に、小論文を書く練習をしました。その時は毎日、新聞を読んで、読んだ後に自分の意見を書く練習。時間を決めて読んだり書いたりしていたので、結構良い練習になったと思います。

    第一志望の大学入学試験に小論文があって、課せられたテーマは、「民主主義と社会主義の違いについて、あなたの意見を述べなさい」でした。新聞を読んでいたおかげかな?受験者の中で、小論文だけは最高点(合格点数が公開されたので)でした。小論文だけと書いたのは、英語の方はあまり良くなかったから…(笑)

    実はこの話には続きがあって、入学後にこの試験を課した教授の講義を受けるようになったんですが、専門がラテンアメリカ(キューバ)の政治。ある時、キャンパス内のエレベーター内で、この教授から「今度アメリカから留学生達が来るので、サポートしてくれませんか?」って聞かれたので、私はOK。留学生達の中に、後に私の夫 (キューバ出身)となる人がいました。

    今でもこの教授とは、つながっています。運命?それとも偶然?よく分からないけど、不思議な縁だと思います。

    ちなみに、私は政治に関するトピックがあまり好きではないけど…😅

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