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悪天候もチャンスと

 西日本で長雨の被害が出ていることを聞くと申し訳ないが、この悪天候はある意味チャンスかもしれない。お盆休みになった日本ではこの期間にまとまった休みをとる傾向にある。宗教心はかなり薄いのだが盆は日本人にとっては先祖の供養をするか、もしくは遠隔地の親を訪ねる日か、その代わりに自分たちが楽しむ人する日として定着している。

 何もなければ東京から地方に帰省する人でごった返すこの期間は、今は自粛することが求められている。いっそ悪天候ならば諦めがつく。悪天候もチャンスとなると考えた方がよいだろう。ただあまりにも雨量が多いのが心配だ。一度停滞前線は消えてほしい。

 晴れても外出しないと誓うから。 

梅雨末期

 来週には梅雨明けもあるかもしれないという予報が出た。オリンピックに合わせて真夏が来るようだが今回はなんともむなしい。その前に警戒しなくてはならないのがこの時期の大雨だ。

 詳しく調べてはいないが7月中旬は大雨の被害発生の例が多い印象がある。ここまでの長雨に、まとまった降水が重なり害を広げるのだろう。

 ウイルスの不安も消えない中でやらなくてはならないことがいくつもありそうだ。

花の名前

 植物にちなむ日本人の人名は多い。特に女性の名前には多いと考える。名字だけでも「木」「草」「花」「藤」「桂」などが使われるし、名前の方には「菜」や「葉」「葵」「百合」などの漢字が使われ、「みのり」「もえ」などの関連語がつかわれることも多い。植物はこの国の人にとって自分の名としてもいい程の身近なものなのだろう。

 植物の豊富さもこの国の特徴だ。四季折々に花開く植物が生活に潤いを与えてくれる。だから、生活の一部に花の暦が取り込まれていることにもなる。自然に生える植物にも園芸の品種にも私たちは囲まれている。

 時に都会を離れると当たり前のことを思い出すことがある。逆に言えば私の日常は極めて不自然で窮屈なものであるということになる。10数インチの画面に映し出される情報が世界のすべてであるかのように考えてしまっているが、実はそれは何でもない。ただの光の点滅だ。本当の風景を、植物たちのありようを見ることを怠ってはいけない。その名を負う人の尊さもそこから分かってくるはずだ。

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ボタンクサギの季節

ボタンクサギ

 この季節になるとボタンクサギの花が咲き始める。ボタンクサギは牡丹に似た臭い木という意味らしく、見た目はなかなかだが近寄ると独特の悪臭が漂う。ただこの臭いは昆虫類には芳香らしく多くの虫が集まってくる。

 臭覚上の難点はあるものの、花のおもしろさから園芸品種として売られてもいるようだ。病害虫にも強くかなりの繁殖力があるようだ。隣家の庭で数年前に一輪見つけたものが、いつの間にかこの季節は一画を占拠するほどになっている。調べてみると地下茎で増えていく種類らしい。育てるのは簡単だが、絶やすのは骨が折れるとか。

 見た目の美しさと、それを打ち消す悪習、たくましい増殖力、植物にも様々な個性があることを改めて痛感する。

椿の実

 通勤途中の道端に椿の実がなっているのを見つけた。小さな林檎のような色をしている。ただもっと球形の可愛らしいのものであった。

 中にある種子からは椿油が取れるらしい。子どものころ伊豆大島に行った。土産物屋で母が買ったのは椿油だったことからその存在を知るようになった。もっとも子どもたちにとっては椿の種を何かでコーティングして作ったキーホルダーの方が気になったものだった。

 椿など庭木としてはありきたりのもので、花はいつも注目してきた。それなのに実の存在を知り、まじまじと見入ったのは初めてだ。見逃していることのなんと多いことか。恐らく他にも目の前にありながら見えていないものはたくさんあるのだろう。

激しい雨

 午前中に短時間であったがかなり激しい雨が降った。梅雨時の降り方ではない。雷雨の通り過ぎるのは真夏の天気のようだった。考えてみれば梅雨のような曇天が長く続き、かといえば真夏のような陽気になったこともあった。

 このような雨は異常気象の現象なのだろうか。短絡はできないが、今夏も一筋縄ではいかないようだ。

 マスクをはずせない2回目の夏となるが、穏やかであってほしい。

 葛は万葉集に秋の七種に数えられたのが縁で秋の季語である。ただ、強い生命力で斜面を覆い尽くすような繁殖力が目を引くのは今頃の季節であり、梅雨空の救いにもなっている。

 古典和歌の時代から観察し続けられてきた葛は、様々な表現方法があるがそれ以外のものがないかと探したくなる吸収力がある。蔓草のちなみで言えばその歴史にぶら下がり、さらなる蔓を伸ばしたいと思うのだ。

 毎日見る緑にも様々な魅力がある。

真夏日

 今日も気温が朝から上がっている。東京も真夏日になりそうだ。まだ梅雨入りしていないのにこの暑さはこれからが思いやられる。少しだけ寝坊をしていつもより遅めの電車に乗っている。

オナガ

 コンクリートとアスファルトで覆われた都会にもいろいろな野鳥がやってくる。最近はオナガの群れをよく目にする。

 印象的な長い尾羽根を伸ばして滑空するように飛ぶ姿はなかなか見どころがある。羽根の色も青と黒とが映える。鳴き声だけはけたたましいがそれも魅力の一つとも言えなくもない。

 この鳥は富山に住んでいるときにも見たことがある。ただ西日本では少く、東日本に偏在しているらしい。なぜこのような姿になったのか。どうして特異な分布をしているのかなど謎も多い。

 鳥を見ると世の雑事からひととき解放されるような気分になれるのはいい。今日も暑いようだが頑張らねばと思う。

気温上昇

 予報によると梅雨への流れは一旦途切れ、数日間は気温が上がるらしい。明日などは真夏日になる予報まで出ている。

 高温多湿の不快指数が高い日々が続きそうだ。身体が適応するまでには時差があり、それを乗り越えるまでが大切になる。もう一着半袖シャツを買い足そうと考えている。