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北陸は雪らしい

 北陸は雪らしい。関東のローカル放送では天気予報の範囲が少なくとも二通りある。多くは関東の一都六県を範囲とし、時間によっては山梨、長野、新潟を含めた関東甲信越に拡大される。ただ、映し出される雨雲の分布や降雨降雪予報の地図には富山県も入ることが多いので、コメントはないがだいたいの天気は分かるのである。

 今日は季節風が強く、さらにはこの季節に多い日本海寒帯気団収束帯も発生する可能性もあるという。そうなるとまとまった雪になりやすい。年末の大雪に注意しなくてはならない。

 かつて北陸に住んでいたとき、当時は長岡や後に越後湯沢で新幹線から在来線に乗り換えた。群馬の山を越えた辺りから雪景色となり、越後湯沢駅からはスキーをする人の姿が見えたものだった。関東は乾いた青空で、川端康成でなくともその激変に感情を揺り動かれる。日本の脊梁が冬の空をいかに隔てているのかを痛感するのだ。

 関東にいると雪景色に憧れ、北陸では曇天続きの冬空に鬱々としたこともあった。どちらにも素晴らしい魅力があるとともに耐えがたい痛みもある。どちらかに住むと見えたものが、移住してしばらくすると分からなくなってしまうのだ。

 天気予報で彼の地の映像が偶然映し出されたときに、にわかに過去の感触が噴出する。しかし有効期限はすぐ切れて、日常生活がそれをかき消してしまうのだ。このごろの季節はこの差異を思い出すことが多い。

高温予報

 気象庁は年末にかけて記録的高温傾向になるという予報を発表した。10年に一度のレベルだという。関東地方では平年より2.2℃高いとのことだ。

 このくらいの差なら誤差の範囲ではないかと思ってしまうが、そうでもないらしい。1週間以上この傾向が続くと農業分野では大きな問題になるというのである。具体的なことは分からないが、作物の生育には日光や降水が必要なだけでなく、寒冷な気候も不可欠なのだという。

 とりあえずホワイトクリスマスはなさそうだ。などと呑気なことを言っている私は自然から離れた不健康な生活をしているということなのだろう。

雨は夜更け過ぎに

 近隣に今季初めて雪の予報が出た。と言っても恐らく降っても白いものが雨に混じる程度で、それも夜更けた後のことだろう。それでも朝から薄暗い雲がかかり、最高気温が二桁にならないというのだから、冬の日の一日になるのには違いない。今日は仕事があるので気を抜かないようにしたい。

寒さの実感

 寒波到来を予感するような曇天の一日だった。夜には大粒の雨が降った。北陸ならば雪になりそうな気配だ。関東は種々の条件が揃わないと雪にはならない。

 明日の予想最高気温は10℃だという。本格的な冬の陽気を感じ始める気候になるだろう。この気温はもっと寒い季節になれば、小春日和のような感覚で捉えられるはずだ。でも少なくとも今の時点では少し脅威を伴った寒さである。

 体感はいつでも相対的なもので、暑いとか寒いとかはその前の数日との体感差に過ぎない。ゆっくり寒くなるのと、急激に冷え込むのとでは同じ気温でも印象は全く異なるのだ。

 明日は急激な変化となりそうできっと凍えるように感じることだろう。でも、そんな日が続くと今度は最高気温が二桁あることが特別のことのように感じられるようになるはずだ。

寒波の前の静けさ

 明明後日くらいから寒波が関東にも流れ込むらしい。マフラーや手袋がいる段階に入る。でも今日はかなり暖かい。というよりこの程度の寒冷に順化してしまったようだ。ここから冬へ向けてのギアチェンジが要る。

 気象の常として、寒波の前には一時的な快適な期間がある。あたかも悲劇の始まる前の緩和のシーンのような感覚である。北陸に住んでいた頃はそれを痛切に感じたが、この列島に住まう以上は程度の差こそあれ、似たようなものだ。小春日和の後に猛烈な寒波が来るのかもしれない。

 私たちは暖房器具を持つ建物を有し、防寒の具も幾つか身につけている。昔の人たちはさぞ大変だっただろう。そのことを思えば、今の生活の安楽を喜ぶべきなのかもしれない。

特異日

 10月10日は晴れの特異日と言われている。今日は晴れというわけにはいかなかったが明るめの曇りであった。南岸の台風の影響もあるのだろう。でも降水がなかったことで面目は保たれた。

 1964年のこの日が東京オリンピックの開会式に選ばれたのもこの特異日であったからという説があるそうだ。日付と天候との相関はなく、単なる偶然らしい。

 そうであっても体育の日をスポーツの日とし、可動な祝日としてしまったことは、少し残念だ。今年のスポーツの日は雨の予報だ。これもまた偶然なのだが。

 次の晴れの特異日は11月3日ということだ。気候変動で過去のデータが使えなくなるのではとも危惧しつつ、穏やかな祝日を迎えたいと思う。

台風来るかも

 今日の未明に小笠原諸島近海で発生した台風22号は今のところは台風としては小型だが、今後発達する可能性もあるという。台風の恐ろしいのは強風と大雨である。さらに、それらが急に接近することも脅威である。

 それでもかつての航海者に比較すれば、わずかではあるが予報が可能であり、全くの不意打ちてはないことは事実だ。台風がくることが、予測されており、その意味では気が楽である。多くの船乗りが台風の訪れを知らずに遠洋の旅に立ち、帰らぬ人になっている。

 今回の台風は規模としては大きくはないようだが、比較的本州に近い場所で発生し、すぐに影響を与えるという点において要注意だ。被害が出ないことを祈る。

季節の変わり目はいつなのか

 9月下旬となってさすがに猛暑ではなくなった。半袖では少し肌寒いと感じる朝もある。ただ、日中はやはり暑く、端境であることを実感する。長期予報では10月も高温傾向であるという。やはり四季から二季への変化が起きていると言わざるを得ない。

雷雨

 関東南部は激しい雨と雷のために交通機関に大きな影響が出た。幸い私の使う路線は遅延のみであったが、かなり長い時間運行停止の路線もある。局地的な雨であったため、路線ごとの違いが際立ってしまった。

 ここまでの猛暑の影響なのか。およそ東京とは思えないほどの大雨である。排水が間に合わなくなった地域は冠水した。短期的な集中豪雨のための対策は課題である。地下道への雨水流入を防ぐために何をすればよいかも考えておかなくてはならない。

 私の使う駅にはごく小さな土嚢のようなものが置いてある。それをどのように使うのかについて、告知することも必要かもしれない。係員がその場に駆けつけられる保証はないのだから。

 災害はいつも不意打ちだ。予告がなくても何ができるかを考えることは、災害大国で暮らす私たちにとっては不可欠の知恵である。

プラス2.36

今年の日本の夏の暑さは平年より2.36℃高く、観測史上最高なのだそうだ。昨日も9月の始まりとは思えない猛暑で気候変動が夢物語のように語られていたことが遥か昔日の感がする。

パリ協定の目標値が産業革命時から1.5℃の上昇に抑えることであったと記憶している。夏だけの日本の観測地とは条件が異なるが、どうもこの人類の悲願は達成できそうもない。僅かな気温上昇が氷河を融解し、海面上昇が多くの人々の生活圏を奪う。誰のせいか分からないが気がついたら、人間が住めない地域が増えていたということがSFレベルを越えて現前している。

ならばお前からエネルギーを節約する生活に変えよと言われても現実的ではない。車に乗りたいし、遠くの産地の美味しい食材もほしい。できる範囲で何ができるのかを考えた方がよいとしか言えない。

いまだに温暖化人為説は陰謀だとか非科学的だとか、地球史的には今後寒冷化に向かうとかさまざまな言説があるが、いまできそうなことを試してみることは必要だろう。