今日は旧暦の9月13日に当たり、今晩の月が十三夜ということになるらしい。中秋の名月が中国からの輸入文化であるのに対して、この後の名月は日本で生まれた習慣らしい。9世紀末の宇多天皇の観月の宴を濫觴と考える説もあるが未詳と言うしかない。穀物の収穫祭がこの日に集約されたのだろう。
数日前まで夏のような暑さであったがここにきて秋らしくなった。上着の下でかいていた汗がほとんど今は出ない。むしろ上半身を保温していることをありがたく感じるほどだ。
名月を愛でる習慣は消えつつあるが、古来からの風習に触れて、現代人の過酷な日々に錨を投げ込むのも一興だろう。
あいにく曇り、十三夜の月は見えなかったが、雲の上には必ずある。
