多義語

 同じ単語に複数の意味があるものを多義語ということがある。古典を教えていて学習者が最も困るのがこの多義語だ。たとえば「ほど」には程度・段階・距離・時間・理由・条件を表す意味があり、一見無関係のようだが実はつながりがある。

 英語にも多義語はいくらでもあり、中にはなぜ同じ言葉が使われているのかわか説明がつかないものもあるようだ。英語の場合はその歴史のなかで複数の文化圏との融合が段階的に進み今の形になったと考えられている。さらに時代的な要因や社会的な要因により言語の使い分けが複雑化しているのが現状である。

 多義語を覚えるのは大変だが、どのようなくくりで物事が考えらていたのかを知る材料として実は大切な研究対象である。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください