冷たい雨が降る一日だった。恐らく少し前の陽気から考えるとこれでもかなりの暖かく感じるはずだ。体感は相対的なものである。一度温かさに慣れてしまうと少しでも寒さに耐えられなくなる。
ただ、予報によるとこの雨が止んだあとに黄砂がやってくるという。あるときは空が霞むほどの黄砂が飛来したが今年はどうなのだろう。砂漠の砂が遥かに到達するのだという。砂上に臥すとも笑うなかれのあの西域の砂である。月並みだが、地球は地続きということを痛感する。
季節が大きく変わるときに私は人生の次のステップに踏み出しつつある。もう言い訳はしない。今ある状況の中でやるべきことをするだけだ。