シニア都市計画

 街の造り方がこれからは変わっていくはずだ。高齢者が増えればいまの構造は都合が悪い。段差、傾斜は極力少なくしなくてはならないし、文字表示は大きくはっきりさせる必要がある。これは少しずつ確実に起きていくだろう。

 交通機関もバスや相乗りタクシーのシステムを実態に合わせたものにしていかなくてはならない。こういうことは地方都市で実践されているから、その先例を検討すべきだ。

 高齢者を家に閉じ込めず、街に出させ消費者にさせることが、この国の課題となる。まずはそれで経済を回し、並行して少子化対策をしていく必要がある。高齢者をこどもの養育や学童クラブの指導者として活用するのもいい。働ける高齢者をいかに活用するか。街のハードとソフトのデザインを進めていかなくてはならない。

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