よく使う駅の監視カメラの上に作られた燕の巣の雛たちがかなり大きくなってきた。親鳥が近づくと一斉に口を開ける。雛たちを支える親鳥の献身は心を打つ。彼らの命は親鳥にかかっているのだ。危険を回避するためにあえて人間の生活圏に飛び込んできた鳥たちの叡智には感銘を禁じ得ない。
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ムクドリ
ムクドリは留鳥でいつでも見ることができるが先日、公園で群棲しているのを見て改めて存在を確認した。嘴と足だけがオレンジ色でその他は地味な色をしているので分かりやすい。
この鳥は数羽でいるときは愛らしいのだが、どういう訳か群れやすく、ときには数万の群れになるという。鳴き声はあまり良くないので、それが群れるとうるさくて仕方ない。むくつけし鳥の略称がムクドリになったという語源説もあながち否定はできない。都会の場合、駅近くの街路樹が集会場になることが多く、騒音に糞害で嫌われ者になっている。
いまは繁殖期らしいが秋になると親子揃って仲間たちと行動を共にする。それはこの鳥たちの生き抜くために獲得したやり方なのだろう。近くの駅ではこの対策として猛禽類のような形の模型を電柱の上に取り付け、カラスの鳴き声を音声で流したり、明るめの照明を街路樹に当てるなどしている。あまり効果は出ていないようだ。
ムクドリにしてみれば人間の方こそ群れて一日中騒がしい。他種の棲家を奪って我が物顔でいると考えているに違いない。
オナガ

昨日、上空をオナガの群れが通り過ぎるのを見た。名の通り長い尾羽根をなびかせて飛行する姿は優雅ささえ感じた。
この鳥はとまっているときの見た目も美しい。印象的な青と黒は絶妙の配色だ。おそらく身近にいる野鳥の中でも美しさは最高級に属するだろう。上に借りてきた写真をつけたが、実物を見るともっと驚きがある。
ただ、その鳴き声はいただけない。恐竜の子孫の証のように騒がしい。この方面では最下級と私は思う。それでもこの鳥が来るとつい目で追いかけてしまう。群れで行動することが多いようで、1羽見つけると後から何羽もついてくる。
日本では限られた地域にしかいないという。街中で見つけられるのになぜ場所を選ぶのかも分からない。いろいろ謎の多い鳥でもある。