模型飛行機

 こどものころ、プロペラをゴムで回す模型飛行機を作った。機体は木材と竹ひご、羽には和紙のような紙を貼った。最近は見かけないがそのころは普通にあった。竹ひごを羽の形に曲げるのがひと技、そこに羽の紙をきれいに張るのがその上の技であった。

 プロペラを手で巻いて飛ばすとうまくいったときは結構遠くまで飛んだ。ただ、機体の強度は極めて弱いので数回で壊れてしまうことが多かった。木に引っかかって取れなくなってしまったり、着陸したところが水たまりで機体が駄目になったり、いろいろなことがあった。

 ただ、出来合いのおもちゃよりは自分で作ったという思いがこの遊びを特別なものにした。今はこの種の飛行機のキットはどこで手に入るのだろうか。またこのはかないおもちゃに魅入られる子どもはいるのだろうか。

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