Words

 懐かしく思う楽曲に偶然接することがある。F. R. Davidが歌うWordsには最近出会った。誰もが共感しやすい純粋な気持ちを、透明感のあるボーカルで歌うこの曲は学生時代によく聴いた。当時、流行っていたギター関係の雑誌に楽譜が掲載されたのでコードも分かったので歌ってみたこともある。

 最近までこの曲の作者がユダヤ系フランス人であることを知らなかった。歌詞が分かりやすい英語であるのは母語ではなかったからなのか。分かりやすい歌詞は語学力のない私にも何とか理解できるのもだった。Words don’t come easy to me. How can l find a way to make you see I love you. Words don’t come easy. は繰り返されるフレーズだが若いころには切なさを実感できた。

 1982年のリリースというからもうかなり昔の曲だ。その頃は自分自身が歌詞のような思いにとらわれる瞬間が何度もあったが、いまはそれを懐かしく思い出すばかりだ。なんでも言語化して効率を上げるべきだと繰り返す言説を少々煩く感じることさえある。

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