ショートショートの手触り

 掌編小説には言葉足らずを楽しむという読み方がある。短い作品なので細かな設定は書き込まれないことが多い。作品世界にとって必要な情報だけが述べられ、あとは読者の想像に任される。それが小説の魅力であり、味わいである。

 もちろん作品として完結している中長編小説の方が味わいが深い。いわゆる短編小説もまた魅力的だ。ショートショートは不完全なだけに破綻も起きやすいが、そのほころびのようなものを楽しむことができる。

 短歌のようには手軽には作れないがでもまず小説を書くのならばここからと思わせる。でも意外と難しいのは、俳句が始めると奥深いのと似ている。

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