クスノキは常緑樹だが落葉ももちろんある。少しずつ時期をずらして木が丸裸にならないようにしているようだ。その新葉は印象的だ。
楠若葉は俳句では初夏の頃に扱われるが、実は今も見ることができる。はじめは赤褐色の色をしており、長じて深い緑になる。ものによっては花かと思うほど色づいているものもある。
夏の季語になっているのは、その頃のクスノキの発葉が盛んで木の容積がどんどん大きくなるような感じがするからだろう。対していまごろの楠若葉は控えめだがより目立つ。
三月尽の今日、早めの季節推移の中で、知らないうちに新芽は育っている。
