閉塞状況で考えることの一つに悪い要因を排除すればいいという考え方がある。現状がうまくいっていないのは特定の要因があるとして、その要素を排除しようとする考え方だ。これはいろいろな危険性をはらんでいる。
まずマイナス要因と考えられたものが本当に負の要素なのか分からないことだ。もしかしたら本当は別の要因があるのにも関わらず、安直に悪因と認定しているのではないか。結果的に弱者に罪をなすりつけ、本質を見逃しているのではないかということである。
この間違いは残念ながらかなりあると察する。誰かを悪者に仕立て上げ、真実を省みないことは結果的に全体の不利益に繋がる。それをもっというべきだ。一部のアジテーターに騙されてはいけない。
安易に排除に走る傾向を私は非常に危惧する。机を片づけるのと人の配置を変えるのは全く別だ。それを執拗に伝えることは、時代遅れの人々の役割かもしれない。
