メンテナンス

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 印象的な物言いで恐縮だが、最近メンテナンス不足による小さな事故が起きる可能性が増えているように思う。一度完成させたものは常に管理しなくてはならない。そのためには技術的な問題もあるが、第一は人の目である。それが人材不足や意識の変化によっておろそかになっている気がする。

 過去に作られたインフラは更新の時期を迎えているものがある。景気が低迷し、メンテナンス作業に手が回らなくなったものは放置されているものがあるようにしてならない。熟練の職人たちが大量定年の時期を迎え、経験が生かされなくなっているのも原因のようだ。その分を機械制御で管理すると言われているが、コンピュータには与えられた指示以上の行動はできない。愚直なほどの意識がなければ予測不能の事態に備えることは難しい。

システムの保守には注意を払うべきであるし、そこに従事する人にはもっと敬意を持つべきだと考える。効率主義のなかでひそかに切り捨てられるものがこの部署であるとしたら、突然の崩壊に備えることはできない。

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