近隣の動物園に行ってきた。小動物が中心の市営の動物園で入場料もいらない。珍しい動物はいないが、間近に見られるのがよかった。
鳥類の展示にはみなフィルムが張り付けてあり、外気を遮断していた。掲示によると鳥インフルエンザ対策という。人間はコロナウイルスのためにマスクをつけ、鳥は透明なフィルムで囲まれている。まったくこの世は油断ならない。目に見えないものに対してこんなにも怯えて過ごさなくてはならないことに少々疲れてきたのは事実だ。
まだ我慢しなくてはならないことは分かっている。その我慢が多くの人を救うことも。しかし、理解することと感情とは別にあるようだ。やり場のない悲しみだ。飛び立ちかねつ鳥にしあらねば。鳥もダメだった。
