自分の人生を考えるとき、思わぬ展開に走っていると思うことがある。こんなはずではなかったと考えるのだ。だが、その焦りを麻痺させてしまう毎日の雑事が私の生活を複雑にしている。
もし、思う方向とは別の場所に向かっていると感じたならば、おそらく強い焦燥を感じて必死に軌道修正を試みるだろう。大きなロスもあるかもしれないが、目的から外れることもない。
ところが実際には間違った方向に進んでいるという実感は起こらない。むしろそれなりの魅力ある毎日があってその中で自分を適応させてしまうのだ。結果的に望まぬ方向に進んでいたとしても。
風雲流水、臨機応変の生き方がいいに決まっている。ただ、やはりこだわりというものは捨てきれるものではない。時々染み出してくる後悔の念が心をくすぐる。気がつかぬふりができなくなると大きなため息が出てしまうのだ。
真逆の展開と考えるのはよして、もとからそうなる定めであったと考えることにしよう。これで当面は凌げるかもしれない。
