学校をどのように再開するのか対応に迫られています。分散登校が一つの選択肢ですが、それならば工夫が必要です。
学校を再開することは教育を止めないためには不可欠です。社会的距離の確保が目標となり、各種産業活動が停止している中で、子どもを動かすことがそれに反する行動になることも必至です。このバランスをとらなくてはならない。
分散登校で教育的効果がどれほど確保できるのかはきわめて怪しい。大切なのは孤立している生徒諸君に仲間の存在、社会の存在を意識させることでしょう。ならば目的は非接触でも仲間を意識させる時間を確保することです。
感染予防のために隔離することは大事ですがそれだけではなく、心の距離を縮める工夫も大切なのです。