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修学旅行の日記

 おそらく私が最初に書いた長文の作文は、小学6年生のときの修学旅行の記録だと思う。残念ながらその実物は残っていないが、小学生にしてはかなり長い文を書いた覚えがある。宿題という訳ではなく、自主的に書いたものだった。

 この頃は福岡市内に住んでいて、修学旅行は大分の別府だった。由布院にも寄っている。その行程を時系列を負ってたどり、途中で感じたことなどを文章にしていった。記録なのか感想文なのか、そのどちらでもない文をノートに書き綴った。

 小学生の視野は広くはない。教員やバスガイドのいうことをほぼ鵜呑みにしていちいち感動するといった月並みなものであった。それでも、意見を含む拙文を連ねたことは無意味ではなかった。

 今は子どもを引率する側であるが、何らかの感動のスイッチを入れるようなきっかけを作れたならばそれなりの意義があるのだろう。