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紅葉見頃

 先日、紅葉もしくは黄葉を見てきた。近隣の公園であるがそれなりの見応えがあった。いわゆる名所の紅葉は確かに綺麗なものだが、純粋に季節の移ろいを味わいたいのなら、混雑のない近隣の公園や雑木林を見るのがよい。その意味では東京はこれでも植生が残っている都市である。

センター南のライトアップされた黄葉

 個人的にはユリノキの黄葉と落葉はダイナミックでよい。大きな葉が舞い落ちる様は見応えがある。葉の形も変わっていて、落下時には風に舞いやすい。ほとんどが黄色になる黄葉だが、稀にアントシアニンが生成されるらしく、赤みを帯びたものもある。

 紅葉を楽しむのは心やりとしてはいい。ただ、公園などでは落葉してからの処理に多くの労力が使われているはずだ。管理している方には感謝するしかない。

ハナミズキの紅葉

 ハナミズキの紅葉が見頃になっている。もつとも、今年は紅葉の色が濃い樹木とそうでないものとの格差がある。日当たりのいいところの樹木は燃えるような赤が印象的だが、日陰がちの場所の木は褐色の方が目立つ。街路樹の場合、方位や周囲の建物によって、日照の状態が変わり、それがハナミズキに反映されているらしい。

 ハナミズキはアメリカからもたらされた植物である。ソメイヨシノと交換されたらしい。だが、今となっては日本の風景を彩る大切な樹木である。花の方に注目が集まるが、真っ赤になる紅葉の時期にも見どころがある。街路樹としてもよく使われるが、あまりの赤さに立ち止まる人も多いようだ。

 私にとっては通勤の道筋にあるささやかな楽しみなのだ。

夜半の雨

 夜遅くなって雨が降り出した。予報ではもっと早く降り始めるとか、大雨になるかもしれないと言われていたが、そこまでではなさそうだ。先日、交通機関が止まるほどの雨があったので、敏感にならざるを得ない。

 雨の降る日の間隔が小さくなってきたことで季節の変わり目を感じられるようになった。

欅黄葉

 毎年この時期の楽しみとして商店街の中に植えられたムサシノケヤキの黄葉を見ることがある。

欅の黄葉

 欅の園芸種で樹高や幹の姿が整っている。普通の欅と同じだが夜、商店の照明が当たると魅力的な色合いになる。光が透過した様がいい。写真では上手く捉えられないのが残念だ。

 来週からは一気に冷え込むというから、この光景もあと数日だけだ。散るときはあっという間だから。

朝日影

 日の出の時間が遅くなってゆくためか、通勤電車の車窓から見える風景が少しずつ変わっている。毎日ほぼ同じ時刻の電車に乗る私にとって、この風景は定時定点観測のようなものだ。

 違って見える主因は陽光の当たり方だろう。高度が低い陽の光は長い影を作る。それが風景に強い陰影をもたらすのだ。画才があれば描き止めたい。そう思うほどの感動がある。

 穏やかで雲がほとんどなく気温もこの時期としては高めで快適だ。仕事などしないでのんびり過ごしたいなどと儚い思いをすぐさま打ち消してあと一駅の風景を楽しみたい。

花水木の紅葉

 街路樹のハナミズキが紅葉し、落葉も始まっている。晩春の白い花が印象的だが、秋は紅葉と赤く色づく実が印象的だ。

 紅葉の仕方は日の当たり方で変わる。様々なバリエーションがあり、緩やかなグラデーションになっている。一つの木の中なかでもそうだが、樹木ごとにまた違った色合いになっている。

 すでに木枯しが吹き、今朝も寒さを覚える。一気に晩秋の趣きになった。史上最遅の富士山冠雪が報道され、クリスマスのデコレーションが設置され始めた。季節は変わる。私の心も変わる。

ユリノキ

 宮前平駅からの急坂の富士見坂の街路樹はユリノキである。背の高い、葉の形に特徴がある落葉樹だ。

ユリノキの街路樹

 すでに色づき始めているが、落ち葉の季節になるとかなりダイナミックだ。高木であり、葉が大きいのと、独特の形状のために空中を舞う時間が長い気がする。

 ユリノキの名はチューリップにもユリにも見える花に由来するらしい。葉の形から命名された軍配木というのもなるほどと思わせる。黄葉し、落葉するからこそこの木は魅力的だ。ただ、落ち葉の掃除は大変だと思う。

 秋にこの坂を登るのは私の楽しみの一つだ。

秋の声

 秋の快適な1日だった。窓を開けると遠くから子どもたちが歓声を上げて遊ぶ声が聞こえた。風もなく、空気も澄んでいた。

 秋の声という季語がある。元は漢文に由来するらしいが、言い得て妙である。爽やかに澄んだ空の下にいると、普段の喧騒でさえ、趣あるものに感じてしまう。それをなんとか言葉にしたいが見つからない。まさに秋の声というしかない。

 明日から少し荒れる予報が出ている。秋の良き日ははかない。暫くすると凍える季節になってしまう。せめて穏やかな陽気の日が少しでも多いことを祈る。

日の出がこれから

 今朝の日の出は6時02分だった。だいぶん遅くなった気がする。つい先日まで日中の「残暑」が激しかったため、秋の実感がなかった。でも、日照時間は確実に減っていた。

今年の冬至は12月21日で日の出は6時47分なのだそうだ。これから約50日は日々朝の訪れの遅さ、夜が来る早さを実感することになる。秋の次に隣り合わせに冬がある。

秋の雨

 午後から本格的な雨となった。これまでとは違い、肌寒い雨だ。ようやく本当の秋になったと言える。少しうれしいが、着るものをどうすればいいのだろう。秋の雨はやはり少しもの悲しい。