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眠くなる薬

 風邪を引いて医者から処方された薬は乱暴な言い方をすれば麻痺を誘うものだった。脳の中枢に働きかけ咳をし過ぎないように促す。少しくらいの喉の腫れにいちいち反応するなというのであろう。

 これには副作用があって、倦怠感や眠気をともなうと薬剤師が説明してくれた。他にも便秘などいくつかの症状が現れることがあるとも言った。そう言われても飲むしかない。いまは風邪を治すことの方が優先されるのだから。

 果たして服用後は極めて眠くなった。仕事なので寝るわけにもいかず何とか起きていると次々に幻覚が起きる。そこにいない人の姿が見えたり、声をかけられたりする。私は夢を覚醒時にあまり覚えていないのだが、これは醒めながら夢を見ている状態と察した。いくら我にかえってもまた繰り返すので、いつもと違う共有空間で仕事の続きをした。副作用とはかくなるものと思い知った。

 服用中は運転や機械の作業をするなという注意は疎かにできないものと再確認した。

睡眠時間

 最近、睡眠時間が少ない。それなのに身体がもっているのはなぜだろう。やはり歳をとると基礎代謝が落ちてあまり体力を必要としなくなるからだろうか。

 以前ならば1時間でも睡眠が削られると翌日は調子が出なかった。眠気が指すのは今も変わらないがかつては姿勢を保つことすら難しいほど眠くなった。いまはこっそり寝ることができるくらいの程度だ。仕事をサボっていることは変わらないが。

 馬齢を重ねると色々なことに気づく。先輩がおっしゃっていたのはこのことかと思い当たるのだ。

寝落ち

 睡眠不足の日々が続いている。寝落ちという言葉は大袈裟だと考えていたが、最近は本当に落ちる。それも突然なので困る。

Are you sleepy?

 ならば早寝すればいいということで床に就くと、一度は寝てもすぐに目覚める。浅い睡眠になっているのだ。高齢者の眠り方と聞くが、残念ながらこれである。よく眠れないから毎日眠い。実によくない。

 半跏思惟像の如く品よく居眠りしたいものだが、おそらく醜態を晒しているに違いない。半覚醒の状況でアイデアが浮かぶこともある。それだけがよいことといえば言える。