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明るすぎる人は

 明るすぎる人には裏があるという。経験上、ある程度の信憑性はある。内面に何かを抱えている人はそれに対する反発のため、明るく振る舞うのだろう。もちろん、根っから明るい人はいる。性格の問題であれば問題はない。ただ、それが無理に表出されているものであるのならば心配になることが出来する。

 自分自身のことを考えてみても、日常のどうしようもない苦悩に疲れると人前では無理に陽気に振る舞うことが多い。自分の暗さを見透かされないように必死になるからかもしれない。事情を知らない人は私をポジティブな人間と思うこともあるようだ。抱えているものの大きさ、重さを隠し通すことは真逆の行為でごまかすしかないのだ。

 明るく振る舞うことが自分の心の平安を保つための手段とすれば、それを尊重することには意味がある。バランスを取ろうとするいわば健気な振る舞いを暖かく見守るべきだろう。