タグ: ルール

パンデミックが

 コロナ禍によるパンデミックが子どもの成長に及ぼした影響に関する検証はこれからよく見かけることになるだろう。隔離を余儀なくされ、リモートによるコミュニケーションが主流となった時期に成長期を過ごした世代には少なからぬ影響が見られるはずだ。

 印象で述べることなので以下の内容は批判的に読んでいただきたい。集会の際のマナーやモラルに関しては意識が低下したと考える。ライブで行われる一度限りの情報伝達では集中力が何よりも大切だ。それがない子どもたちが多い気がする。状況を考えないでリアクションをするのはテレビを見るときの姿だ。

 字が汚く、文を書くのが苦手なのも基礎的なトレーニングができなかったことの表れなのかもしれない。相手に対して敬意を示すことや、忍耐強く最後まで聞きとどけることなどもリモート学習では達成できなかったことなのだ。

 こうした差異がこの後、彼らの人生にどのような影響を及ぼすのだろう。

化け物減りました

 ハロウィンの夜、渋谷を通る電車に乗った。去年までは大勢の化け物たちが乗り合わせたが、今夜はほとんど見かけない。渋谷区長の呼び掛けは奏功したようだ。

大騒ぎはだめよ

 アメリカでは仮装するのは本来子どもであり、大人が憂さ晴らしの乱痴気騒ぎをする行事ではないようだ。日本ではなぜかそれが大人の行事となり、渋谷のハチ公前交差点がその「聖地」となってしまった。さらに飲酒酩酊して暴徒化寸前にまでなった年もあった。間違った文化摂取が隣国にも伝わり、大事故を引き起こしている。

 渋谷区長の呼び掛けは、大勢に従う日本人の性格には効果を得たことになる。結果としてそれでも渋谷に集まる者は社会的規範の意識が薄い者とみなされ、非難の対象となった。化け物退治は成功したという訳だ。

 ハロウィンには祖霊へのまつりと収穫感謝の要素があるという。この方面に関しては注目していい。秋彼岸や名月鑑賞など、伝統的行事との関連も考え、大人の行事として作り直すことも必要だ。