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今年痛感した課題 インフラ維持

 今年起きたさまざまなニュースの中でも衝撃的だったのは埼玉県八潮市でおきた道路陥没事故だった。埋設された下水管が地下で発生した腐食ガスの影響で崩壊したのが原因ではないかと言われている。この事故の恐ろしいのはこうしたインフラ老朽化による突然の事故がこれからもどこでも起こりうるということである。

 経済成長期に急速に進展したインフラの中には耐用年数を終わろうとしているものがかなりあるらしい。それをメンテナンスするための予算、人材が減少し、その技能も維持できなくなっている。解決のためには、まずこれ以上のインフラを造らないこと、もしくは都市機能を集約すること、作業の自動化やAIなどの活用で省力化を進めていくこと、何らかの方法で技能者を増やすことなどを達成していかなくてはならないという。いまの我が国にとってはかなり難題である。

 私の世代には街にものが増えていくのは当たり前であり、それが維持されてさらに新しいものが付け加わっていくという発展的な視点がある。しかし、これからはより計画性が重んじられるはずだ。造ったあとどうするのか、維持するため、もしくは解体するための作業工程を織り込んでいくことが求められるのだろう。

インフラ劣化

 八潮市で起きた道路陥没は衝撃的な映像とともに報じられている。このような道路が陥没する現象は時々発生するようだ。その原因が過去に造られたインフラが耐用年数を越えて使われ続けているのが原因らしい。

 いくつかの要因があるが、その一つにメンテナンスを粛々と行うための人材が不足していることがある。コンクリートやアスファルトで覆われた建造物も刻々と劣化してしまう。それを使いながら直していくことが不可欠なのだが、どうもそれがうまくいっていない。

 道路陥没や橋梁の倒壊は甚大な被害をもたらす。そうなる前の手当てが必要なのだ。今回の道路陥没の原因に埋設した水道管の破損が土砂の沈降をもたらしたのではないかと言われている。地中の状態を察知するのは専門家でなければ難しい。その技能がある人がどのくらいいるのだろうか。

 今後、高度成長期以降に造られたインフラが耐用年数を越えてゆく。もつとも恐れるのは各地で崩壊が群発することである。この方面の対策はあるのだろうか。

雨漏り

 昨日はすごい雨だった。雨が傘の下から吹き込んで来て、傘を破壊していった。台風の遠い影響というが本当に接近したらどうなるのか、空恐ろしい。

 気になるのが利用駅の雨漏りである。最近ほうぼうの駅で雨漏りを見る。メンテナンスが追いついていないようだ。もしかしたらそういう仕事のできる人が減っているのかもしれない。AIを駆使してもこうした作業というのは今のところ人手によらなくては立ち行かない。

 大雨が降るたびに雨漏りする駅舎に今後の不安を感じている。やるべきことには人材を投下すべきなのに、それがないといつか瓦解する何かがあるはずだ。