体感温度

 今日は気温とは違ってとても寒く感じる一日だった。ここ数日の高めの気温に身体が慣れてしまったことと、少し強めの風が強く体温を奪ったことがその印象を強くしたのだろう。体感温度なるものは極めて相対的なもので、絶対値で表される気温とはかけ離れていることが多い。

 体感というもっとも身近なものでさえ、私たちは他との関係で捉えているのである。真冬の中の小春日はかなり暖かく、猛暑の日々に少しだけ気温が下がる日があれば命救われるような涼風に感謝するに違いない。体感は実に相対的であり、自身の絶対的な基準は儚く消え去る。

 自分の感覚は大切にしなくてはならないが、それが極めて相対的であり、感覚もまた文脈に左右されるものであることを時々確認しなくてはならない。

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