Tokyoites

 英語で、地名とその地に住む人の語が別々にあると学ぶととにかくそういうものだと思って学ぶ。品詞的には名詞と形容詞の関係だ。Americaに住む人がAmericanであり、Canadaに住む人、Mexicoに住む人が、Canadian,Mexicanなのはなんとなく分かる。Japanに住む人はJapanese、Chinanに住む人はChineseで法則性がありそうだ。Franceに住む人はFrenchであり、Germanyに住むに人はGermanであり、語尾に何らかの法則性がありそうだ。

 ところが、Thailandに住む人はThaiであり、Neaderlandに住む人はなぜかDutchで法則性を見出しがたい。The people of~か Someone from ~といえば国名だけで表現できるというが、謎の形容詞形を使ってみたくなるのが人情というものである。

 ちなみに東京人はTokyoitesというらしく、何度か文献上で目にしたことがあるが、実際に使われている場面を知らない。それでは横浜人はなんというか、辞書にはないがYokohamanではないかと言われている。ならば、大阪人はOsakanだろう。名古屋はNagoyan、富山はToyamanなのだろうか。偶然だが方言に似ている。京都はKyotoitesの可能性が高いが、きっと地元の人からは「あきまへん。Miyakobitoどす」と言われるに違いない。

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