最初の一歩

 毎日文章を書いていると、何を書いていいのか分からない日がある。そんなときは天気の話題でごまかしているのだが、実は書くことが決まると次々に書けるものである。換言すれば最初の一歩さえ踏み出せればなんとかなるということだ。

 ただし言うは易く行うは難し。その最初の一歩をどこに置けばいいのかで迷うのだ。おそらくその一歩を踏み出す前は、それがある程度継続して自分なりの目的地にたどり着くことを考えている。だから目的地のことばかり考えると行き詰まる。最短距離で苦労することなく進んでいこうと無意識で考えるからだ。でも新しいことを考えたり、始めたりするときはその後の展開は予測不可能である。予測できるものであればそれは新しいものではなく、既に経験したものであろう。だからこそ、最初の踏み出しには困惑と不安がつきまとう。

 そういう意味では最初の一歩はむしろなんでもいいのかもしれない。とにかく始めることによって、考える糸口が生まれる。糸口が分かれば紆余曲折はあっても思考が重ねられる。目的地が仮に北にあったとしても、最初の一歩が南を向いても構わない。最短距離ではないが、道中で得られることは多いはずだ。

 私のブログは大抵がとても短い時間で書くので、論理の破綻や無駄が多いかもしれない。それでもいいと思っている。結果的に何も考えなかったことよりも、下手な思考をした方がいい。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください