漢字は書いて覚えるのに

 子どもだけではない。漢字を書けない人が急増している。簡単な熟語をひらがなで書いても恥ずかしいと思わなくなっている。なぜだろうか。

 実証できないが一つの要因に文字を書く機会の減少が関係していることはほぼ間違っていないはずだ。漢字のような複雑な文字は継続的に書く経験を持たなければ忘れやすい。薔薇や叡智のような画数の多い文字は措くとして、日常的に使う言葉の中にも書けない漢字が増えている。

 手書きの文字をほとんど書かないという人は多いはずだ。スマホでほぼ全ての筆記を済ませればペンは要らない。変換してくれるからいいと考えていると漢字自体を知らず選べなくなる。漢字のない日本語はとても貧弱だ。それと同じようにその人の思考も寂しいものとなる。

 大人はぜひ漢字を使う意味を子どもに語ってほしい。そのためにも手書きで漢字を使う機会を作ってほしい。

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