子どもに電子端末を持たせる活動は時代の流れとしては止められないことだろう。ただこれは学校だけで完結するべきではないか。家ではノートに手書きで書かせるべきだし、検索して終わりという思考法に落とし込むことは避けるべきだ。
そのためにも長期休業期間以外は生徒の端末を学校で預かり充電も済ませる設備を設けることを提案したい。中等教育まではこれでいいのではないか。
デジタルの世界で活躍するためには非デジタルの分野でどれだけ頭を使ったかが肝要だ。大人になれば日々の作業に追われる。子どもの頃は脳を活用して考える力を養うべきだ。家でもパソコンやスマホに頼る小学生や中学生の未来は暗いのではないか。完璧にではなくともとにかく自分で考えたという実績を積むべきだろう。
そのためにも家庭ではデジタルの呪縛から逃れるべきだ。それが結局本人のためになると思う。