
地球の歴史をたどる理論にふれると、現在のあり方が実に偶然の産物であることが分かる。生命の発生にしても、数多くあった大量絶滅にしても人智を超えた自然現象であった事が分かる。
今日のさまざまな人間の活動も実はそういう長い地球の歴史からすると偶然の組み合わせで一瞬で消え去るものに過ぎない。そういうことを直観し、長く心に留めることができればさまざまな悩みはなくなるはずだと考えてしまう。
実際にはちょっとしたことで心が動き、近隣の幸福を羨望し、自身の不幸を嘆息する。結構恵まれていていても、まるで不幸のどん底にあるかのように感じてしまう。それが生活の実感というものだ。
何を目標に生きればいいのか。時々そういうことを思う。しかし、その思いは続かず、また日常の些事にとりこまれてしまう。それが私の弱みというものだ。
逆に考えることにしよう。弱みは強みだ。自分をときに上から考えて知ったかぶりできる力は持っていると。そういうことがこのあと何かの役に立つかもしれないと。
