ピントがぼけた写真を見ると可能性を感じることがある。ピントをぼかせば新しいものが見えるかもしれないと。
最近は目の筋肉の衰えがはなはだしく、いろいろなものが見にくい。いわゆるピンボケの状況がしばしばある。こういう時、無意識のうちに現状を改善しようとして焦りを覚える。でもこのピンボケ状態を記憶することができたら、新しい世界を見つけることができるのかもしれないなどとおかしなことを考えるようになった。
その状況にしか見えない風景がある。それは異常ではなく、特殊で貴重な経験なのかもしれない。そう考えれば、いまの状況を嘆くばかりではいけない。
