物事を考えるとき、結局それがどこに行きつけばいいのかという最終目的をまず考えるべきだ。いろいろな夾雑物があっても、結局何がしたいのかを整理すれば様々な迷いは消えるかもしれない。
複雑でわかりにくい世界の中にいると、その詳細の対応にすっかり疲れてしまう。あれこれ悩むうちに本当に大切な目標に向かう推進力が損なわれ、挫折してしまうことも多い。あるいは迷走して本来の目的がなんだか分からなくなる。私たちの毎日というのはこのようなものだ。
最終的にどの場所にたどり着けばいいのか。それを想像してから、今いる場所からの道筋を考える。途中のストーリーは考えない。目標地点から現在地までの道筋を時間を逆にして考える。それができればもう目標は達成間近だ。たいていの場合、目標地点が分からず、そもそもこのような考え方ができない。あるいはできたとしても、途中にある様々な要素に翻弄されて本来の目的を見失ってしまうことになる。
ものの考え方には器用な方法と不器用なやり方とがある。私の場合、主に後者の積み重ねで生きてきた。しかし、時にはうまくやりたいという気持ちになる。その時には目的から逆算するという発想を思い出したい。

