
好きではないがやらなくてはならないことがある。生きているからにはそんなことの連続だ。組織の一員の場合は、特にそういう機会が増える。やらねばならないことが、自らの価値観から遠いとき、いかに振る舞えばいいのだろう。
倫理的な問題になる場合は、思い切って止めることを選択肢に入れるべきだ。組織から離れることも必要になる。生活がかかっている場合は容易ではないが。
それほどはない場合、これが大半の事例だろう。その場合は調整するしかない。その手段としては相手を変えるか、自分を変えるか、その両方かだ。指示するものにそのやり方は間違っていると指摘して、納得してもらえばやらなくてもよくなるかもしれない。少なくとも何らかの改良がなされる可能性がある。だが、残念ながら相手が動かない場合は自分の方を変えるしかない。これは仕事だからとか、報酬を得ることが目的だからとか、こんなやり方は続くはずはないから、とりあえず乗ってみるとか、そういう言い訳を作るのだ。嬉しくないがこれがとりあえず取れる手だろう。
理想的なのは相手の改良案を引き出し、それに自己参加の意識を持つことかもしれない。それであまり好きではないやり方でも自分の意見が反映されたと思える。モチベーションを保つにもよい。
大切なのは大きな目的に反しないか吟味することだ。喫緊の課題には妥協してもその先の何かは譲らないという考え方が肝要ということになる。
