
近くの駐車場脇に僅かな露面がある。1メートル四方にも満たない小さな面積なのだが、ここには毎年この時期に注目している。
誰も顧みない空間だが、定期的に草刈りが行われているようで常に地面が見える。春になると雑草が芽生えるのだが、その中で印象的なのが土筆だ。他とは異なる色形は一目でそれとわかる。
にもかかわらず、土筆を発見するのはいつもかなり伸びきった後であり、盛りを過ぎた感じだ。毎年これを繰り返している。同じ体験をするので、瞬時時間を遡ったかのような経験になる。
よく見れば杉菜も繁殖を始めており、やはり強い生命力を持った植物であることが分かる。草刈りされてもまたこの時期には何事もなかったかのように土筆が並ぶ。
