
新年度、新しい環境に変わる時期だ。人によっては自分の立ち位置をどうするかで迷う人がいる。私は結局ありのままの自分を続けるのでいいと考える。
生徒ならばクラス替えが、社会人でも配置換えや転職で自分の立ち位置に迷うことがある。浮いたらどうしようとか、似たような人がいたらどうするとか迷う。これはいつになっても思うことであり、新人だけの悩みとは言えない。
浮くとか、キャラが被るとかいうのは結局他人を基準としている。他者の目を通して自分を考えることは間違っていない、ただ、先程の心配は他人は自分をどう見るのかという予想によるもので、いわば取り越し苦労だ。他人がどう思うのかなど誰にも分からない。
だから無理にキャラ変をする必要はない。他人に合わせるのではなく、自分の存在を他人に認めてもらうことで十分だろう。無理をしても苦しい。恐らく他人はそんなに厳密に人間観察をしてくれるものでもない。なるようになる。
もし、この際違う自分になりたいというなら試してみてもいいかもしれない。逆はお勧めしない。ただ、苦しいだけだ。