素読、速読

耳と手を動かす

 古典文学の入門者への教え方を模索している。結果として伝統的な方法がよいのではないかということに至った。

 まずは古典文学を身近に感じることができることが肝要である。文語調の文章や漢文訓読に接する機会が激減している中で、まずは多くの文章に触れる必要がある。

 角川文庫のビギナーズ・クラシックスなどを読ませるのが手っ取り早い。だが、読書自体があまり行われていない中で、読んでおけは読まないというのと同じだ。そこで、15分程度で読みと解説を完結する年間を通してのの取り組みが必要だろう。文法事項はこの時間帯には最小限に止める。やることはひたすら音読もしくは筆写である。意味は後回し。耳と手で覚える。

 とにかく古典に親しむという戦略だ。この時代にいまさら古典などということなかれ。日本文化や中韓の文化を知っていることがこの先いかに役立つかはすぐに答えがでるはずだ。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください