送り火

 京都をはじめいつくかの地方で送り火の行事が行われる日である。この状況だから実施は難しいだろう。ただ、行事の意味は考えておきたい。

 盆行事の中核は先祖の霊魂を招き、時間を共にすることであるという。遠来の祖霊をもてなした上で今度はまた送り返す。それが日本人の考えの基底にあるのかもしれない。

 そう言えば東京オリンピックの開会式や閉会式もこの考えに沿って考えると分かりやすくなる。死者への鎮魂というモチーフが何度かあった。なにしろ盆踊りまであったのだから。

 祖霊を祀ることは現在の生活の反省でもある。私自身この盆に何もできていないことを反省している。それが何かの歪みをもたらしているのではないかと。

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